第4回個展「醍醐桜の四季」出展作品
醍醐桜に限らないが、被写体の圧倒的な存在感を写真で表現するならば、やはり大伸ばししかない。それも生半可のサイズではなく駅張りポスター
ぐらいの大きさはほしい。とはいえ、個人でそんな大型のプリンターを購入するわけには行かないので、手持ちの機材でなんとかする方法を考えた。
1000mmレンズで醍醐桜を20分割撮影し、A3用紙に印刷して張り合わせてみた。つぎはぎだらけの醍醐桜になったが、これはこれで面白いかもしれない。
写真は1枚で見せなければいけないというルールはないのだ。
WebではPhotoshopのPhotomerge機能で自動合成したので、合成の境目が斜めに直線的に見えているが、実際にはこれほど目立たない。また、醍醐桜の
足元にはカメラマンがひとりたっているのだが、自動合成では人間のいないほうの画像が優先されてしまい無人になっている。