2005年3月27日 個展終了
5日間の個展が終了した。長かったという気もするし短かったという気もする。来場者は 合計で約70人というところで、これが多かったのか少なかったのかについては 何しろ初めてなのでよくわからない。搬出時にきてくれたギャラリーのスタッフによれば多い ということらしい。来場者数はともかく、来場者からいろいろと生の感想が聞けたことは収穫 だった。やはり実際のプリントをみてもらって感想を聞くというのが、写真の評価としては一番 真実に近いと思う。ネットでみる写真は、画面のカラー調整をしていない人がほとんどだから、 忠実な色で観れていない。普通は、買ってきたままで観ている場合がほとんどだろう。 とりあえず、同じ環境で写真を見てもらって、そのうえでいろいろな人から感想を聞けたという ことが貴重なことだと思っている。おおむね好評であったということで、ほっと一安心であると 同時に、少し自信にもつながった。2005年3月25日 絶品! PX-G5000
初日は多少緊張していたり、ミニライブなどがあったのであっという間に終わった感じだった が、2日目、3日目になると慣れも手伝ってやや退屈気味だ。いくらDMを配ったり、メディアに宣伝 してもらっても、所詮平日に来てもらえる人の数は知れているので、結構暇をもてあましてしまう。 ちょうど、カメラ雑誌の新刊が出たばかりなので、それを読んだりしているのだが、じっとしていると 体がかえって疲れてしまうので、だんだんいすに座って本を読むのも苦痛となってきて、ギャラリー 内をうろうろしたり。2005年3月23日 個展初日
朝から雨でやや憂鬱。なにしろ合羽を着て原付で雨の中を走るのはけっこうつらい。まだ寒いし。 それはさておき、初日が無事終わりました。来場者は20人弱。1/3は地元の友人という、半分同窓会 のような個展となったが、なにはともあれ、来てくれたのはありがたいこと。高校卒業以来という 人も来てくれて、懐かしさもひとしおだった。2005年3月22日 トホホの個展搬入
午後6時30分から個展の搬入に行ってきた。ギャラリーに入っていきなり面食らったのが、入り口 付近に雑然と並べられている雑貨の数々。ここは、いろいろなアーティストの作品を販売もしているので 雑貨が置かれているのだけれど、搬入日には当然片付けられていると思っていたら、普段のままだった。 しかも、中に入ってもっとびっくりなのが、部屋の真ん中に大きな机がおかれていた。それほど広いわけで はないのに、けっこうな空間を占有している。まあ、写真展には壁を使うだけだから、真ん中部分は 問題ないのだけれど、貸しギャラリーっていうのは、通常何もない空間を自分で自由に使わせてくれる というのが一般的だと思っていたので、いろいろなものがあるということに、ちょっと違和感を感じた。 というのも、何もなければそのまま写真の展示作業にすぐ移れるのだが、今回はまずギャラリー内の片付けから はじめなければならないのだ。そのうえ、入り口そばの壁には幅2mはあろかという手作りの棚が壁面に 取り付けられているし、なんだかなぁという感じ。それでも、気を取り直して作業を進めていたら、 ほかのスタッフの男性がやってきて、「壁が一部汚いから白いペンキを塗りましょう。」という。確かに、 汚れていたので、「じゃあ、お願いします。」ということで、ペンキ塗りをお任せした。その間、反対側の 壁に作品を取り付けていたのだが、このとき、レイアウトを決めるために壁の足元に作品を置きっぱなしにしていた ことをすっかり忘れていた。ペンキ塗りが終わり、しばらくしてそのスタッフが帰った後、ペンキの乾いた壁に 作品を取り付けようとしてびっくり! なんと、白いペンキの小さなしずくが点々と・・・不幸中の幸い だったのは、どうしようもなかったのが1枚だけだったということ。他にも一枚、ごくわずかに小さな白い点が 2点ほど見えたが、目を皿のようにして見なければわからない程度。だめだった1点だけ、かえってから プリントしなおすことにして、作業を進めた。2005年3月20日 激怒!
個展で展示する作品は全部で20点の予定だが、そのうちの2点だけA3サイズの大伸ばしプリントに したかったので、ネットプリントのサービスを行っているコニカミノルタの「匠プリント」というところ に木製パネル加工こみで発注した。パネル加工で4500円なのでキタムラで半切にプリントするだけで 4200円という価格に比べればとってもリーズナブル。事前にキャビネサイズでサンプルプリント を無料で出してくれるので、品質も確認し納得のうえでの発注だった。3月4日に発注すると納品は3月 19日。23日からの個展にはぎりぎりだが、納品が週明けの22日ずれ込んでもなんとかなるので、 納期も問題ないと思っていた。
ところが、である。19日に首を長くして待っていたのだが、待てど暮らせど荷物はこない。ネットで
注文状況を確認できるので、夕方4時にみてみた。なんとまだ「処理中」となっていた。プリントができて
いるのかいないのかわからないが、少なくとも発送すると「発送しました」と表示されることを考えれば、
発送できない状況にあるということ。ということは、土日祝日が休みであるのだから、作業ができるのは
22日から。万一、パネル加工まで出来上がっていて、あとは発送するだけであったとしても、22日に発送
なら届くのは23日。個展に間に合わないじゃないか!
頭にきてすぐ電話したが、土曜日はやはり留守電になっている。しょうがないのでとりあえず、メールで
23日からの個展で必要であることを書き、即刻状況を電話で連絡してくださいとの内容で送信した。どうせ
誰もいないだろうから、返事が来るのは早くても22日の午前中だろうとあきらめてはいたが・・・。
ところが、5時過ぎに突然匠プリントのNさんという女性から電話があった。たまたま休日出勤していた
たしい。お問い合わせの対応を担当しているひとなのだろう。休日に出てくるということはクレームが結構
多いのかもしれない。で、注文状況を確認したところ、プリントがあがったところでとまっているとのこと。
納期がいつになるのか聞いたら、24日だという。22日の午前中にパネル加工して、その日のうちに出せば
23日には届くと思うのだが、そういう営業努力はしない会社らしい。Nさん本人は申し訳ないとしきりに
あやまっていたが、どちらにしてもそんな納期では役に立たない。かなり頭にきたが、どうしようもない
のでキャンセルして、自分でプリントすることにした。
自分でプリントするといってもA4サイズのプリンタしかないので、全部A4にしてしまうしかない。しかし
それではあまりにも情けない。この2点だけはどうしても大伸ばしで見てもらいたい作品。となると、A3
サイズのプリンタを買ってくるしかない。ということで、予想外の出費となってしまった。トホホ・・・
2005年3月15日 インクジェットの得意不得意
来週からの個展で展示するプリントをしていて気がついたのだけが、インクジェットプリンタには 得意な色と不得意な色がある。もちろん、厳密なカラーマネジメントをしていないことで、うまく色が 出ないということもあるかもしれない。しかし、透明感や鮮明さがうまく表現できるタイプの写真と なんどやり直してもなかなか思うようなプリントにならないタイプがある。もっぱら朝焼け夕焼けの写真 が中心なので、それほど異なる色彩というわけではないにもかかわらず、結果が違うのだ。一概にどうとは いえないところが難しいところだけど、Photoshopなどの画像処理ソフトにかなり精通していなければ、 思い通りの結果をだすことは相当難しい。ということで、一生懸命Photoshopの機能を勉強中。2005年3月10日 犬のソムリエ
テレビを見ていたら、犬のソムリエなる人物がいるらしい。目隠しをして犬の鼻をなめるだけで、犬種が わかるとか。そりゃあ、すごいといえばすごいけど、何の意味があるの? だって、犬の種類なんて見れば わかるわけで、わざわざ目隠ししてなめてなんという種類の犬か判別する必要があるだろうか。そのうえ、 最近では足の裏をなめてもわかるようになったとか。どちらかといえば、足の裏をなめようと思ったことの ほうがすごいと思うぞ。2005年3月8日 サイト移転
現在のサイトは、infoseekの無料ホームページサービスを利用している。ここは50MBまで無料で利用 できるのだが、広告がついてしまうため、広告をはずすために年間3500円ほどの料金を支払っていた。 ちょうど9日でその契約期間が終了するので更新するかどうか決めなければならなかったのだが、写真の 点数が増えてきたこともあり、もう残り数MBの容量しかない状態だった。そのため、ここで更新しても 結局年間6000円ほどで容量300MBのサービスに移行せざるを得ず、その場合は今のアドレスを引き継げない。 要するにアドレス変更なくしてはどうしようもない状態になっていたので、いっそのことプロバイダも 変更することにした。2005年3月6日 個展の案内状
当初、印刷があがるまでのあいだはプリンタで自家印刷したものをCATCH BALLさんに置かせてもらって いたが、印刷のあがった案内状を市内の各ギャラリー等に配って回った。けっこう半日仕事だったけれど、 こんなところにもギャラリーがあったのかという新しい発見もあり、それなりに楽しめた。しかし、いろいろと 回ってみるとさまざまな催し物の案内状がすでに所狭しとおかれていて、けっこうアートを楽しんでいる人が いるんだと改めて感心させられた。2005年3月1日 和菓子復権?
交差点で信号待ちしていると、学生服姿の高校生らしき5人組が自転車で横断歩道を渡ってきた。 彼らは、交差点の角にあるこぎれいな和菓子店の前に自転車を止めておもむろに入っていくではないか。 普通の学生服の集団が、和菓子店にこれほど似合わないと思わなかったが、彼らは店舗に入ってから 躊躇することもなくショーケースの前に行って、品定めを始めた。単に友達の家がたまたま和菓子店 ということかと思ったりもしたが、どうやら本当に和菓子を買うらしい。茶道部で使う茶菓子を買いにきた という雰囲気でもないし、学校帰りにコンビニで買い食いするがごとく、和菓子店で和菓子を購入して、 その後はどうするのだろう。お店で食べるのだろうか。それとも、誰かの家に持って帰って、「やっぱり 甘味は和菓子だよなあ」とかいいながら、みんなで和の味を堪能するのかもしれない。もしかして、和菓子 が静かなブームなのかも。2005年2月27日 蒜山冬景色
天気予報では、本日は県北も晴れとのこと。そういえば、最近写真を撮っていないし、まして 雪景色は昨年の年末以来。んっじゃあ、行きますか。てな具合で、午前3時30分起床。熱いシャワーを浴びて 4時過ぎに出発。気温は氷点下2度。いつもの山間ルートは凍結の恐れが強いので、国道53号で津山を経由して久世町 へ抜けるルートで、蒜山へ。勝山を過ぎるあたりから次第に路面に雪がのこり、スピードは上がらない。 蒜山に着くころには日も昇る時間だったが、あいにくこちらは雪。それでも、天気が回復するだろうとしばらくうろうろ とロケハンがてら走り回っていたら、10時ごろから晴れてきた。しかし、晴天になってしまうと意外と写真としては 面白くない。とりあえず、フィルム2本を消化した時点で引き上げ。2005年2月23日 デジカメ講習会
昨年後半から、デジカメの講習会の依頼がちらほら入るようになった。いままではWordとかExcel とかのビジネスアプリケーションがほとんどだったが、ホームページ作成も含めて、次第に趣味的な 色合いが濃くなりつつある。当然といえば当然だが、WordやExcelをいくら勉強したところで、仕事で パソコンを使っていない限り、ほとんど必要とすることはない。それよりも、もっとも身近なデジカメ で撮った写真をパソコンに取り込むにはどうすればいいかとか、取り込んだ画像をどのように利用すれば いいのかといったことのほうが、よっぽど身近な問題だ。意外と、このてのニーズは高いという感じ がする。世にあまたあるパソコン教室も、こうした趣味のパソコン活用講座を開講しないと、そろそろ オフィスアプリケーションの講座だけでは、先行きが暗くなるだろう。それに加えて、初級シスアドや CADなどの資格取得講座があれば当分はやっていけるのではないかな。2005年2月17日 緑川洋一とゆかりの写真家展
確定申告が思いのほか早く終わったので、タイトルの写真展を見に行った。写真展としてはかなり 大規模なもので、閉館1時間前の午後4時に入ったら、1/3を見終わったところで残り30分となってしまった。 写真は時代別にならんでいるので、色彩の魔術師として知られる緑川氏の瀬戸内海を撮影した代表作は、 一番最後。しかし、そこへいたるまでの社会派的な写真もなかなか見ごたえがあり、今回の写真展は むしろこのあたりの写真のほうが興味深い。一番印象にのこったのは、西大寺会陽の宝木が投下された瞬間 の裸の群集を撮影した作品。群集の意識がいっせいにある一点に集中し、その瞬間の猛烈な気迫が固まり となって写真から燃え立つような雰囲気があった。ほかにも瀬戸内海の離島の分教場を取材した写真など、 ルポルタージュ的な作品群が、けっこう自分が撮りたいと思っている写真に通じるものがあり、共感を 覚えると同時に、勉強になるところも多々あった。2005年2月16日 呪怨
怖い怖いと話題になっていた映画で、それなりに興味はあったのだけれど、わざわざ借りてきてまで 気味の悪い映画を観ることもないかと、いままで意図的に観ようとしなかった。正直に言えば、一人で 観るのはちょっと怖いという気持ちもあった。しかし、今日はテレビ放映しているではないか。わざわざ テレビで流してくれるのなら観ないという手はない。ということで、しっかり最後まで観てしまった。 はじめのうちは、「なんだ、こんなものか」という気持ちで余裕をかましていたが、最後の10分ばかり は、さすがにあの顔のアップに耐えられず、手で顔の部分だけ見えないように画面を隠してしまった。 あぁ、やっぱり観ないほうがよかったかも。夢に出てきそう。2005年2月7日 個展
「お知らせ」にも書いてあるが、3月下旬に個展を開くことになった。なんだか急な話だが、4月からは ゆっくり時間が取れる時期があまりなさそうなので、今のうちにやってしまえという雰囲気で話がきまった。 場所は、先日「空の箱庭展」を開催した「CATCH BALL」さん。それほど大きなギャラリーではないので、 A4サイズで約20枚程度の展示を予定している。あまりお金をかけず、質素にシンプルにやろうと思っている。 どのぐらい見に来てくれる人がいるかわからないが、とりあえず初の個展なので、プリント品質だけはしっかり したものを用意するつもり。インクジェットプリントでもこれだけのものができるのか、といわれるぐらい のものをがんばって出したい。2005年2月1日 パソコンのうそ
よく、WindowsXPを使うには、昔のWondows98時代のパソコンでは動きが鈍いとか、快適に使えないという 話を聞くことがある。また、Photoshopなど画像編集ソフトを使うにはメモリは512MB以上ないとすぐフリーズ するなどという人もいる。しかし、そういう話は基本的にうそであるということを今回身をもって実証する ことができた。2005年1月28日 パニック映画
最近パニック映画を楽しめなくなってしまった。というのも、登場人物の行動があまりにも馬鹿っぽくて、 見ているといらいらしてしまうからだ。たとえば、「デイ・アフター・トゥモロー」という映画。大雨で冠 水したニューヨークで、高校生の登場人物が国立図書館に非難する場面があったが、ビルの向こうから津波が 迫ってきて、間一髪で図書館の中に逃げ込んで階段を駆け上っている途中で、なぜか立ち止まって悠長にも入 り口から津波が迫ってくるのを眺めるのだ。映画的にはそのほうが危機感をあおれるので、そういう演出にし ているのだろうけど、ビルを飲み込むほどの津波が迫ってきているのは逃げ出した瞬間に見えているのだから、 2階といわず1階でも高いところまで必死に逃げるのが普通じゃないの? なんて思ってしまうので、この高校 生が立ち止まった瞬間に、「おまえ、馬鹿!?」なんて思わず悪態をついてしまう。一瞬の判断が生死を分け るときに、立ち止まって様子をみる余裕があるはずがない、と思っていたら、スマトラ地震のニュースで流れ る津波の映像を見ると、けっこう同じように余裕かましている人がいっぱいいて驚いた。もっと驚いたのは、 日本人の女性で幸運にも助かった人のインタビュー。ビーチにいたら、突然海の水が引いてしまって遠浅に なったので、沖まで歩いて行ってみたら、津波が襲ってきたらしい。何もないのに突然海の水が引くのは、 津波の前兆であるということを知らなかったらしい。地震国日本ではこんなことは常識中の常識だと思って いたが、さにあらず。パニック映画を観ながら、こんなことを考えるのはむしろ少数派ということか。2005年1月24日 ソラの箱庭展打上げ
「ソラの箱庭展」の最終日23日の夕方から、出品した人が集まって会場で打上げパーティーを行う とのことで主催者から連絡をいただいた。個展開催会場候補として詳しいことを聞きたかったこともあり、 せっかくのお誘いなので顔を出しに行った。2005年1月14日 ソラの箱庭展&青地大輔展
本日夕方二つのギャラリーをはしごしてきた。まず、ソラの箱庭展の感想から。6畳ほどの小さなギャラリー だが、シンプルで居心地のいいところだった。企画どおり、床以外はすべてソラの写真で埋め尽くされ、 見晴らしのいい展望台から360度の展望を眺めているかのような開放感があった。びっしりと埋め尽くされた それぞれの人のソラをつぶさに見て回るのもいいが、ギャラリー中央にある小さなイスにすわってゆったりと 周りを眺めるのもまたいい。若い男性のギャラリースタッフが気さくな人で、いろいろと話をしながら写真展 を楽しむことができた。たまたま同じときに写真を見に来ていた女性が、スタッフに気に入った 写真の作者を教えてほしいということで、何点かの写真を選んでいたのだが、その中に私の写真が数点入って いたのでかなりうれしかった。もちろん、「それ、僕の写真です」とご挨拶させていただきました。2005年1月12日 六島
年末に船便がなくてわたれなかった六島(むしま)を訪れた。寒風吹きすさぶ中の海路は大荒れの状態で、 まるでジェットコースター。もっとも、笠岡から真鍋島まではそれほどでもなかったが、真鍋島から六島までが 上がったり下がったりでしかも波しぶきががんがん窓をたたく。以前ならいっぺん に船酔いしていたところだが、今回は不思議となんともなかった。寝不足のわりに体調がよかったのだろうか。2005年1月9日 アプライド
少し前にパソコン専門店アプライドという店で、USB2.0ボードとSCSI-USB変換ケーブルを購入した。 前者は外付けHDDとのデータ転送がPC標準のUSB1.1では遅すぎて時間がかかりすぎることを解消する ためで、後者は昔購入した外付けHDDのSCSIボードがWindowsXP未対応であるためOSをXPにバージョン アップできないという問題を解消する目的で購入した。USB2.0ボードを取り付けてみると、いままで フィルムスキャンした画像データ(約50MB/枚)の保存に1枚1分近くかかっていたのが、半分以下の時間 で保存できるようになり効果は大きかった。2005年1月3日 福袋
お正月と言えば恒例の福袋がいろいろなお店で販売されているが、僕にはあれを喜んで買っている人の 気持ちがまったく理解できない。中には上から下までコーディネートされたファッションアイテム一式 が入っている福袋なんてのもあり、それはさすがにどのようなものかマネキンに着せて展示してあるようだ。 そういうものならセンスに自信のない人にとってはすこぶる価値の高いものと言えるかもしれない。 しかし、中に何が入っているのかわからない福袋もたくさんあり、その手のなんだかわからないものを買うなんてどうか している。必要なもの、気に入ったものが入っているなんて保証はなにもないのに、お得だからという理由 だけでよくお金を支払えるものだと感心してしまう。しかし、お得という言葉もはたしてどうだろうか。お店 側だって赤字になってまで売るわけはないのだから、ちゃんと利益はでているのだ。定価換算でいくらのもの という程度のお得さでしかないのだから、あまり信憑性はない。今必要なものをじっくり選んで買う。そうい う買い物をしないと、使いもしない物が増えるばかっりで収拾が付かなくなってしまう。いつまでも大量消費の 時代ではないのだから、賢い買い物をして資源の無駄遣いをしないよう心がけてみてもいいのではないだろうか。2005年1月2日 行く年来る年
めずらしく大晦日に雪が降ったので、瀬戸内海に降る雪が見たいと思い立って、朝から渋川海岸目指して 出発したのだが、国道30号線は大渋滞。橋などのちょっとした坂道を登れずスタックする車が続出。ノーマルタイヤで 積雪した中を走り回っているのだから当然と言えば当然。その点、4WD+スタッドレスの愛車ランカスターは雪道なんて 問題なし。雪道走行も東京時代に毎週行っていたスキードライブのおかげで慣れており、裏道を抜けて一路渋川へ。 なんて書くとさも快適なドライブのようだが、結局普段なら1時間で到着できるところが2時間のドライブ。着いた頃には 雪もやみかけで、とりあえずどんよりとした瀬戸内海を撮っただけ。普段使わないストロボを焚いたりして雪が写るよう 工夫はしてみたがはたしてどうなっていることやら。