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2005年9月30日 秋晴れの山行

 今年は台風の直撃もなく、雨に降られることもなく、好天に恵まれた山行となった。1日だけ、雲の中にすっぽりと 入ってしまった日があったが、あとはいい天気だった。高天原にある龍晶池では3度目の正直で薬師岳が池の背後に そびえる姿を見ることができたし、雲の平でも美しい紅葉を見ることができた。薬師沢ではV字谷から朝焼けの 空を見ることもできたし、こんな写真を撮りたいという風景にたくさん出会うことができた。残念ながら、水晶岳 の頂上を踏むことと、水晶岳のふもとにある水晶池を見に行くことができなかったが、これはまた 次回のお楽しみということか。

2005年9月20日 雲の平山行

 21日から1週間の予定でまたまた雲の平と黒部源流域に撮影旅行に出かける。週間天気予報を見る限りでは、 いまのところ近々接近しそうな台風が来ていないので、今年はおだやかな山行になりそうだ。とはいえ、しばらく 雲の多い天気が続くとの予報も出ているので、嵐こそなけれど好天に恵まれない可能性はある。雲の平はとにかく、 高天原の夢の平にある竜晶池では晴天になってほしいものだ。一昨年、昨年と雲天のため池に映る薬師岳の姿を写すことが できなかったので、今年はぜひとも晴れてほしい。ということで、また来週。(^O^)/~

2005年9月14日 想像力の欠如

 最近良く思うのは、想像力の欠如した人が多いということ。たとえば、車一台がやっと通れる川沿いの狭い 道を原付で走っていると、前方の路地から車が出てこようとしている。運転手は明らかにこちらの存在に気がついて いるにもかかわらずそのまま出てくるのだ。その結果、双方がすれ違うのに手間取ることになる。わずか数秒の 間、原付が通り過ぎるのを待てば何の問題もないのに、なぜわざわざすれ違いに苦労する狭い道に出てくるの だろう。
 ニュースにおける報道を見ていてもそうで、自分の行為がどのような結果を生むのか、ちょっと考えればわかりそうなことなのに、やってしまってから事の重大さに驚いて反省しているとか言っている馬鹿を見ると、 感情のままに行動し、想像することをやめてしまった人間が身近にいっぱいいるということを改めて思い知らされる。 日常生活において、常に予測不能の事態に巻き込まれてしまう可能性があるということを考えただけで空恐ろしい気がする。

2005年9月5日 ゴキブリ

 子供の頃嫌いだったものが大人になって嫌いでなくなることは良くある。たとえば食べ物。かつては、 かぼちゃの煮つけ、なすび、納豆、レバーなど嫌いで食べなかったが、今ではまったく問題ない。なすびや 納豆などむしろ好きなほうだ。反対に、子供の頃大丈夫だったのに、大人になって苦手になったものがある。 それが、虫、爬虫類、両生類の類。特にゴキブリは見ただけで飛び上がるほど拒絶反応を起こしてしまう。 そのもっとも苦手なゴキブリが、昨晩自室に出現した。キッチンとつながっているリビングにでるというのなら まだわかるが、2階の奥にある洋室になぜゴキブリが? 最近は部屋を開け放していたことはない。入ってくる としたらドアの下の隙間からなのだろうが、侵入してきた目的が理解できない。大きさは2cm程度でそれほど 大物というわけではないが、足元を這っているのを見た瞬間、おもわず「うわっ!」と声を上げて飛びのいてしまった。 あいにく部屋には殺虫剤を置いていないので、あっという間に奴は机の下に逃げ込んでしまった。急いで 階下から殺虫剤をもってきたが、ときすでに遅し。奴の姿は机の下にもすでになく、消息不明となってしまった。 6畳ほどの狭い部屋の中に、確実にゴキブリがいると思うと、この部屋で寝るのはあまり気分がいいものではない。 それどころか、部屋に入ること自体がためらわれてしまう。とりあえず、買い置きしてあったホウ酸入りゴキブリ 駆除剤を部屋の隅や机の下にばら撒いておいたので、おそらく本棚の裏かベッドの下あたりでのたれ死ぬこと になるとは思うが、ついつい足元を気にしてしまう。まったく、ゴキブリ野郎だけは、その存在を断固認めない。

2005年8月26日 虹

 先日、夕焼が見られそうだったので、デジカメを持って外に出た。西の空は重々しい雲がかかっていた が、地平線に近いところは雲がなかったらしく、久しぶりに真っ赤に焼けた夕焼が現れた。もっとも、 それほど広い範囲の雲が赤く染まったわけではないので、それなりの夕焼で終わってしまった。しかし、 東の空に大きな虹が現れた。虹を見るのはいったい何年ぶりだろう。記憶の中の最後に見た虹は、初めて 北海道を車で回ったときにクッチャロ湖畔で見た虹だ。このときは、写真を撮ろうとあたふたしていると 消えてしまった。今回も、わずか数分で空に溶けていくように消えてしまった。わずか数分で消えてしまう はかなさが虹をドラマチックなものにしているのだろうけれど、空と大地を結ぶ七色のアーチには、 その寿命の長短にかかわらずやはり見るものの心を揺さぶる何かがある。自転車を止めて見上げていた高校生 のカップルも、この日のことをきっと忘れないことだろう。

2005年8月21日 秋近し

 数日前に突然日中の最高気温が30度を下回った日があったが、それ以来夜が涼しくなった。それと 前後して虫の声が聞こえるようになり、秋の訪れを感じる。あの猛暑が去ってくれたことにほっとする と同時に、なにかしらさびしいような気持ちになる。考えてみれば、8月もあと10日で終わり。9月に なれば、1年ぶりに雲の平に行こうと思っている。同じところに何度もいって何が楽しいのかと思われるかも しれないが、雲の平とそれを取り巻く名峰、黒部源流の清冽な渓谷はいまだに被写体としての魅力 が強く、まだまだ撮りたい画が撮れていない。いずれ写真展として発表したいところだが、満足のいく 点数がそろうのはいったいいつになることか。来年はぜひ6月初旬の残雪期に訪れてみたい。とくに、 高天原湿原に咲き誇る水芭蕉を見てみたい。しかし、そのためには雪山の経験をつむ必要がある。 いつも単独行の山行でここが一番の問題。冬から春にかけて、県北の低山である程度経験をつんだ としても、6月の北アルプスで山小屋も開いていない山域に単独行で行くのはいかがなものか。しかし、 冒険しなければ絶対に行くことができない場所であることも確か。ここは素直に冬山経験者に教えを 請うたほうがよさそうだが、さてどうしたものか。

2005年8月16日 個展を終えて

 2回目の個展が終わった。前回は、いってみればお試し版のようなもので、規模も小さく展示作品 も少なく準備も比較的簡単に済ますことができたが、今回は初の本格的規模の個展となった。おかげで いろんなことが勉強できた。まずは、準備にやたら時間がかかるということ。作品選びにはじまり、 撮り直しが必要なものは撮影に出かけ、画質を最高に持っていくために展示予定のすべての作品を スキャナの最大解像度でスキャンした。これがまたえらい時間がかかった。約1000万画素相当の画像 なので、ファイルサイズは1枚で約55MB(もちろん16bitモード)。これをフォトショップでレタッチ するわけだが、調整レイヤーを重ねていくとハードディスクでの保存サイズは110MB程度になる。 8年前の初級レベルに毛の生えた程度のPCにはあまりにも過酷なファイルサイズだ。色調整を何度も やり直してようやく納得の行くものになって、A3ノビサイズにプリントするものの、最悪に遅い。 1枚あたり下手をすると1時間を越える。あまりにも遅いので、寝る前に印刷をかけて、寝ている間に プリントしたほど。さらに予想外に手間取ったのがパネル作成作業。1時間4枚としても2日もあれば十分 なんて考えていたら、大間違い。先にも書いたが、結局初日の朝の段階で完全な形でパネルに仕上げら れたのは、約半分。のこりは土台となるパネルに貼り付けただけで、縁取り作業などしないで展示する 羽目に。しかも、完全に仕上げたといっても、これがお粗末な仕上がり具合で、本当に自己嫌悪になる ほどの状態だった。
 そんな状態で始まった個展だが、多くの来場者の方からお褒めの言葉をいただき、まずまず 成功といってもいいのではないかと思う。パネル仕上げのお粗末さは、目にはついても誰も口にしな かっただけなのかもしれないが、巨樹の迫力や荘厳な雰囲気など良く感じられたという感想や、 色味や階調などきれいに出ているというコメントなど、うれしい言葉を数多くいただいた。なによりも 決して高価な機材を用いなくても、十分な品質のプリントを実現できるということを証明できたこと がうれしい。いまでもデジタルプリントはまだだめだという人がいるが、決してそんなことはないと 思う。もっとも、ダイレクトプリントに匹敵するレベルのプリント仕上げるためには、画像処理の知識 と経験がそれなりにないと難しいということは身をもって体験した。
 前半は平均して1日あたり30人強。後半はお盆休みの時期ということで来場者数は20人ほどと 少なかったが、2度、3度とお越しいただいた方もおり、のべ来場者数は約200人となった。ほぼ予想通り の数だったが、広報宣伝活動があまりできなかったことや、会期がお盆休みにかさなったことを考え れば、まあまあの結果だったと思う。できれば、津山や新見など県内の他の市町村でも開催して、 岡山県にもこんなにすばらしい自然が残されているということをもっと多くの人に知ってもらいたい と思っている。

2005年8月8日 地獄の個展初日

 久しぶりに徹夜をした。徹夜といってもテレビを見たり遊んだりではなくて、個展の準備の ために日曜日の朝7時からずっと働きづめの状態。こんなきついのは本当に久しぶり。それでも 結局開場時間にまにあわず、写真の半分はパネル化する作業の途中の状態で展示する羽目になって しまった。しかも、タイトルなどのキャプションもまにあわず、ただ写真だけがならんでいる ような状態になってしまった。キャプションが着いたのは閉場時間まぎわ。それでも、初日に なんとか体裁が繕えたのは不幸中の幸いだった。
 今回、自分で木製パネル化することを試みたのだが、手間ばかりかかってろくなことがない。 写真がはがれて浮いてくるし、ベニヤを切るときに微妙にゆがんだりとか、労多くしていいことなし。 目玉のつもりだった全紙サイズの醍醐桜のパネルなんて、写真が浮いてぼこぼこ。最悪だ。写真の 色味とかはかなりこだわったのでけっこういい色になっていると思うが、パネル化作業の失敗で、 もうだいなし。正直、中止したい気分。それにしても、35点も展示するとなるとなんとたいへんな ことか。もしまたやるときは半年計画でやらんととてもやってられない。

2005年7月22日 愛想の悪い花屋

 宅急便のバイトを7月から始めたのだが、受け持ち区域の中によく荷物の届く花屋さんがある。 裏通りに面していて、一般のお客さんが主体というよりはむしろお得意さん主体の商売のように 思われる。そのせいかどうか知らないが、この花屋さんのスタッフはとっても愛想がない。まだ 若い男性なのだが、「おはようございます。宅急便です。」とこちらも気を使ってそれなりに 愛想よく入っていくのだが、「・・・。」 荷物をカウンターに置いて、受け取りのサインを もらって、「ありがとうございました。」というと、ぼそっと「ごくろうさまです。」
 まあ、いろんな人がいるとおもうのだけれど、愛想の悪い花屋って、そこにおいてある 花まで無愛想に思えてくるので、とても花を買おうなんて気にならない。昔からのお得意さんが ついていないと、こういう店は厳しいかもね。

2005年7月19日 いいわけ

 7月からちょっと忙しい状態が続いている。朝6時30分に起床し、家に帰るのは午後10時過ぎ。 シャワーを浴びてパソコンに電源を入れるのは午後10時30分を過ぎてしまう。そして、寝るのは 午後11時過ぎというスケジュール。そのうえ、8月の個展の準備を進めなければならず、サイト の更新などまったくもって不可能。というわけで、最近とんと新作のアップがないのはそういう わけなのです。とはいえ、6月頃からあまり更新されていないじゃないかといわれれば確かに そのとおり。どちらにしても、手抜きの言い訳に過ぎません。まことに面目ない。とりあえず、 8月の個展が終わるまでは、すいませんが開店休業状態が続くと思います。一度くらい 更新できるようなんとかがんばってみるつもりではありますが・・・

2005年7月6日 公務員

 今日、県庁の横を通ったら、なんと窓を開け放し扇風機を窓辺に設置して仕事をしていた。 経費節減のために冷房を切っていたのだろう。午後から晴れ間が見えて暑くなったとはいえ、 雲が多くて日差しはきつくなく、風が割りと涼しくて蒸し暑さもそれほどなかったからたまたま だったのかもしれない。しかし、今後もこういう状態だときついだろう。事務職なのに汗を流し ながら仕事するなんて、本当にご苦労様だ。
 しかし、こういう小さな経費削減よりも、税金の無駄遣いをもっと何とかすべきで、何億円 もの無駄遣いを削減できるのなら、エアコンの効いたオフィスで快適に仕事をしていただいて も大いに結構。そういう税金の使い方なら特に文句はないのだけれど・・・

2005年7月1日 携帯にも防水を

 昨日までのからから天気が一転して、今日は猛烈な土砂降り。忘れていた梅雨が一気に やってきた感じ。ところで、今日夕方一度家に帰ってすぐにまた出かけたのだけれど、 そのときにうっかり携帯電話を雨の降りしきる玄関先に落としたのに気づかずにそのまま 出かけてしまった。帰ってきたのは午後11時。かれこれ6時間もの間、土砂降りの雨と、 雨粒が弾き飛ばす砂や土にまみれていた携帯電話。しかし、5年ぐらい前に買ったカシオ のG'z oneという携帯は、防水仕様だったためにまったく問題なく機能していた。 土と砂にまみれていたので、水道の水でそのまま洗ってタオルで拭いたらおしまい。 今ではもう売っていない機種だけれど、やっぱりこういうことがあるから手放せない。 最近は、この手の機能がついた機種はすっかり見かけなくなってしまったのだけれど、 どこの会社でもいいからぜひラインアップに加えてほしい。できれば au がいいのだけれど。
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