>>HOME PAGE<<

バックナンバー一覧へもどる


2006年11月19日 林明輝写真展

 新聞で林明輝写真展が新見市哲多総合センターで開催されていることを知った。先週は資格試験で写真展どころではなかった ので、最終日の今日、見に行くことにした。正直、出かける前にはやめようかとも思ったが、彼のすばらしい 写真は雑誌などで知っていたし、プロの写真家の写真展など地方ではめったに見られるものではないので、 がんばって雨の中を片道2時間かけて行って来た。
 「森の瞬間」と銘打たれたこの写真展は、全国で撮影された四季折々の森の表情を大胆かつ繊細に捉えたもので、 見ごたえ抜群の作品が並んでいた。特に幅3m近くはあろうかという北海道は大雪山の見事な紅葉の写真は、その大きさも あってあたかも実際の風景を見ているかのような臨場感があった。旧哲多町は金ボタルで有名なところだが、今回の写真展 にも2点、哲多町で撮影した金ボタルの作品があった。哲多町で開催されたのもそれが縁だとか。しかし、こういうレベルの高い 写真展はぜひ岡山でも開催してもらいたいものだ。

2006年10月31日 建築家のセンス

 一級建築士というと、住宅をはじめとする建築物に関してはかなり深くて高度な知識を持っていると思っていた。少なくとも今の会社 で働くようになるまでは。しかし、現実問題として、一級とは名ばかりの建築士も数多い。というより、やはり住宅なら住宅に専門的に 取り組んでいなければ、住宅のことはわからないらしい。
 たとえば、以前一級建築士の自宅の屋根裏構造を調べに行ったことがある。自分の家の改築に先立ち、屋根裏構造が耐えられるように 出来ているかどうか調査してほしいということだった。なぜ自分で見ないのかと不思議に思っていたが、その人は鉄骨や鉄筋の建築が専門 で木造の構造についてはわからないということだった。
 まあ、わかっているかどうかということについては、自分自身まだ勉強中の身なのでどうこう言える立場にはないが、ひとつだけ わかったことがある。建築家にはセンスが必要だということだ。センスとは何か。たとえば、日当たりのよさや風通しのよさ、住む人の 家族構成や年齢、性別、趣味などもろもろの要件を考慮した設計を行えること。その上で、流行や技術の変化に敏感であることなどなど。 現実に、LDKが北向きで寝室が南向きなどという間取りを考える一級建築士がいる。もちろん、寝室が南向きだとだめということではない。 しかし、それは他に南向きであるべき部屋が必要な条件を満たしているばあいのことだ。特殊な条件でもあれば別だが、通常の戸建で LDKの代わりに寝室を南に持ってくるというのは私には理解できない。

2006年10月11日 10月カレンダー

 うっかり10月のカレンダーを作るのを忘れていた。このカレンダーを毎月使ってくれている人がどれぐらいいるのか定かではないが、 ご利用いただいている方には大変ご迷惑をおかけして申し訳ない。いまさらだが、本日アップしたので残り20日ほどだがご活用いただければ 幸いである。

2006年10月1日 雑誌の見開き

 前回の写真展がきっかけで、地元の出版社から写真を借りたいとの申し出をいただいた。秋ごろ発売予定の雑誌「ごっつぉ2007」で地元の 食材とそれを使った料理を出すお店を紹介する特集記事の扉ページとして見開きで使っていただけるということだった。 もちろん規定の料金もいただけるので、れっきとしたお仕事となった。たまたま写真展に出品していた牛窓のキャベツ畑の 写真がイメージに近いということでの話だった。実際に使ってもらえることになった写真は個展に出していたものではなくて、 サイトのギャラリーに掲載しているものだが、どちらにしても観光地や有名撮影地で誰でも撮影しているような写真ばかり 撮っていたのではこういう機会はなかったことだろう。


バックナンバー一覧へもどる

>>HOME PAGE<<