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2007年9月22日 再就職

 ひとつの目標だった2級建築士の試験が終わった。残念ながら設計製図試験は大失敗をやらかしてしまい、 ほぼ不合格間違いなしという結果だった。さすがに、2日ほど自己嫌悪で立ち直れなかったが、いつまでも ぐだぐだ悔やんでいてもしょうがないので、ハローワークに行って仕事を探した。とある設計事務所から 求人がきており、だめもとで連絡したらいがいにも面接にこいという。前職で描いた図面やら卒業設計のプレゼンボード ももってこいとのことで、面接にいってみたらなんと採用になってしまった。とはいえ、とりあえず3ヶ月の 試用期間をクリアしなければならない。問題は、いままでまったく経験のない中高層マンションや商業施設 の設計をしている事務所であるということ。2級建築士の資格も持っていないのにはたしてなんとかなるもの だろうかと、どこか気持ちは沈みがちになる。まあ、チャンスは与えてもらったのだから、やるだけやってみるしかないか。 どちらにしても設計事務所の経験は無駄にはならないはず。給料はかつての大卒初任給時よりも安いが、文句を言える 立場でもないし、正直もらえるだけありがたいと思っている。ということで、またまた写真どころではない状態 になってしまった。

2007年9月9日 クラッチワイヤー

 最近はささやかな地球温暖化対策兼経費節約のために、車を使わずにバイクを使うことが多かった。ところが、 先日走行中にいきなりクラッチワイヤーが切れてしまった。信号が赤だったので減速しつつシフトダウンをした ところ、いきなりブチッ!である。クラッチがなくてもアクセルでエンジン回転をうまくあわせてやれば シフトチェンジできるのでなんとかなるのだが、いかんせん交差点で止まってしまってはどうしようもない。 幸い、目の前の信号は停止する前に青に変わってくれたので、信号のない裏道に入り、だましながら家まで300m ほどのところまで帰ってきたが、そこでついに止まらざるを得なくなってエンスト。たいして距離もないので そのまま押して帰った。近所に屑屋のようなバイク屋があるのだが、まともに修理できるのかやや不安で いまだに修理に出していない。バイクも古くなるといろんなところが壊れるものだが、まさかクラッチワイヤーが 切れるとは、想定外のことだった。ま、とりあえず16日の試験が終わるまでは修理もお預けだ。

2007年8月30日 ARTBOXマンスリーアートオーディション

 ARTBOXという会社がある。各種アート作家の活動を出版などを通じて支援するというところだが、早い話が新人作家を 発掘して売り出しましょうということ。で、この会社から1年ほど前にメールをもらったことがきっかけで、ARTBOXのサイト にStudio Photonをリンク登録させてもらった。で、ときどき、企画やコンテストの案内メールが届くのだが、いままで 応募したことはなかった。
 先日、表題のオーディションの案内をもらい、ネット上でのやり取りですむ簡単さにつられて、2点応募してみた。 結果は9月初旬に発表とのこと。昨日、応募状況がどんなものか覗いてみたら、作品数は20点ほどしかなく、かなりさびしい 状況だ。おそらく、あまり知られていないのだろう。夏休みで参加者が少なかったのかもしれない。どちらにしても、 応募にこれといった条件はないので、写真好きの人は応募してみてはいかがだろうか。9月のテーマがもうすぐ発表される ことと思う。サイトのアドレスは以下のとおり。

http://www.artbox-int.co.jp/competition/sub/monthly.html


2007年8月24日 学科試験の結果

 本日、建築士学科試験の合格発表があった。ネットで発表された合格者の受験番号の中に、自分の番号を見つけた ときは、正直やれやれという感じだった。全国での合格率は31.9%だったそうで、国家試験としてはこんなものなのだろう。 あとは、9月16日の設計製図試験まで、ひたすら練習するのみとなった。しかし、いまだに時間内にきっちり仕上げられる かどうか微妙なところ。どうなることやら・・・

2007年8月24日 設計製図

 建築士二次試験の設計製図課題を練習中なのだが、これが大苦戦。そもそも4時間半という時間で、プランから始めて 1階、2階平面図、床伏図、かなばかり図、立面図の5つの図面を手書きで描かせるなんて、むちゃな試験だと思う。 現段階では、確実にタイムオーバーで不合格間違いなし。あと3週間でなんとかスピードアップしないといけないの だが、前途多難な雰囲気。それでも、はじめのころに比べれば、それなりに速くなっているのが唯一の救いか。

2007年8月11日 久しぶりの新作

 7月中になんとかアップをと思っていたが、結局お盆前までかかってしまった。今回は新作といってもずいぶん前に撮った もので、しかも旅行のスナップなのであまりぱっとしないが、まあご容赦願いたい。じつは、フィルムが痛まないうちに、 大学の卒業記念に行ったヨーロッパの写真もデジタルデータ化しておこうと思っているので、いずれもっと古いものが 新作として出てくると思う。まあ、撮った年代が少々古くても、ヨーロッパあたりはほとんど街並みは変わっていない と思うので、それなりに古臭さはないと思う。

 ところで、株価が大暴落している。米国のサブプライムローン問題をきっかけに 世界中で株安となっている。多少なりとも株主となっている身には困った問題で、損切タイミングを失ってしまい、含み損を かかえた株を塩漬けにするハメになってしまった。もっとも、この問題と企業業績は無関係であり、夏が終わるころには この問題も沈静化してくると思われる。秋からは再び企業業績に基づいた市場にもどるだろうから、それほど心配はしていない。 もっとも、資産残高をみるとさすがに精神衛生上よくないので、とうぶん見ないことにしようと思う。なにしろ昨年も ホンダの株を買って直後に暴落という憂き目にあい、半年ほおっておいたらなんと年末には20%の利益が出ていたという こともあったので、信じてまつしかないということだ。


2007年7月16日 怠慢のきわみ

 昨年の秋以降、すっかり活動停止状態に陥っていた。なぜかというと、忙しかったからというほかない。仕事もそれなりに忙しかった が、なによりも学校の卒業制作が本番を迎えていたのだ。建築学科なので当然設計するのだが、自分が選んだテーマは岡山市街地の再開発。 岡山市の昔からの繁華街である天満屋を中心とした内山下地区の再開発なのだが、もともとは天満屋バスステーションと県庁通りの一部を 多層化して、上層に公園を作るという規模のものだった。ところが、指導の先生がどうせやるならあれもこれもと言い出して、結局かなり 巨大なエリアを総合的に再開発するという話になってしまった。
 提出物は、平面図、立面図、断面図はもちろん、プレゼン用の各種資料なども含めてA2用紙で15枚程度にもなるようなボリュームと なってしまった。できれば模型も作りたかったのだが、夜間コースであるためさすがにそこまでやる時間がなく、3D CGでお茶を濁すこと にした。とはいえ、3D CGだっていままで使ったことのないソフトで、一から勉強しなければならない。性格の異なる3つの広場をもつ 都市という内容で、広場と都市の関係や、都市開発の考え方など、事前に多数の文献にあたることも必要だった。
 結局、年内は文献にあたることに多くの時間を費やし、配置図と平面図がだいたい決まったというレベルでおわってしまった。 11月末には、このまま行くと提出期限に間に合わないという危機感が強くなったこともあり、思い切って年末で仕事をやめた。もともと卒業する までというつもりだったし、仕事よりも学校を卒業することを優先していたので特に未練もなかった。おかげで、年明けからは卒業制作 に集中することができ、最初の提出期限にはとりあえずなんとか形にして間に合わせた。もっとも、卒業判定の日まで余裕があることから、 細部を手直しして再提出させてもらうこととし、結局ぎりぎりで納得のいく形にすることができた。おかげで、卒業制作が「金の卵賞 優秀賞」 を受賞し、卒業式で表彰された。ついでに成績優秀賞ももらった。残念ながら金の卵賞最優秀賞は逃したが、十分満足している。
 卒業後は、すぐに建築士の試験があるので再就職はしばらく延期して、それなりに勉強に精を出した。7月1日に行われた学科試験は 自己採点の結果合格ラインはクリアしたと思う。次は9月の製図試験。これを突破できれば晴れて2級建築士の資格が取得できる。 散々寄り道・遠回りをしてきたので、ここはがんばって一発合格を目指したいところだ。

 というわけで、とりあえず当分は休止状態が継続することになると思う。一応、7月中には一度「新作(撮影自体は結構古い)」を アップしたいと思っているが、その後は9月の試験が終わるまでまたお休みさせていただく予定だ。怠慢のきわみで、心苦しく思っている。


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