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2007年12月31日 年の瀬に

 2007年は、いろいろな意味で感慨深い年となった。社会人入試受験に始まる第二の学生生活が終わった年であり、 念願だった建築士資格を取得した年でもある。なんにしても、久しぶりに試験勉強に追われた年でもあった。 そして、年の終わりに思いがけない再会があった。
 27日の昼休みに会社の隣にある病院を訪れた。 もちろん診察のためだが、その病院の受付にかつて付き合ったことのある女性がいたのだ。高校3年時の同級生 で、卒業時に付き合い始めたのだが、1ヶ月ばかりであっさりふられてしまった相手だ。受験に失敗して 県外の予備校に通うことになったため、付き合い始めていきなり遠距離恋愛になってしまい、 デートらしいことをしたのは一度しかない。うぶな付き合いだったが、それいらい彼女とはまったく音信不通だった。 最初はまったく気がつかなかったのだが、診察を終えて会計を待っているときに、なんだか彼女に似ている人だなと 思った。しかし、すぐにそんなことは忘れて、自分の名前が呼ばれるのはぼんやりと待っていた。 会計をすませて帰ろうとしたとき、彼女のほうから「覚えてますか?」と声をかけてくれた。 昼休みが終わりかけていたので、少し話をしただけ病院を出たが、忘れていたつもりの思い出はしっかりと記憶の 底に残っていたことを感じた。 年月は彼女の外見を相応に変えていたが、僕の知っている彼女はまだそこにいた。あれから彼女が どんな生き方をしてきたのか知らないが、長い時間を経てふたたび再会できるなんて、なんという偶然だろう。 二度と出会うこともない人もいれば、こうして再会する人もいる。つくづく人の縁とは不思議なものだ。

2007年12月9日 もりだくさんの1日

 今年最後となるインテリアコーディネーターの試験を受けに、朝から神戸まで出かけた。7時46分の電車に乗らないと やばいのだが、あやうく遅れそうになり朝っぱらから自転車の激走で汗だくとなった。新幹線で少し寝ようと思って いたら、のぞみの所要時間わずか30分。寝過ごすと大変なので結局一息ついただけ。会場の武庫川女子大学 はすぐにわかったが、受験生の大半は若い女性ばかり。しかも結構美人が多い。都会だからか。それとも土地柄なのか。 試験といえどもやはりむさくるしいおっさんばかりよりも気持ちはうれしい。午前中は論文。そこそこ無難にまとまった ような気はするが、落ち着いて考えるとややちぐはぐな感じもしないでもない。すんだことは忘れて午後のプレゼンテーション に取り組む。高齢者の一人住まいの部屋のコーディネートで、平面図とアイソメ図と家具の断面図2つ。ちょっと盛りだくさん 過ぎないかいと思いつつ、時間いっぱいかかってなんとか描きあげる。12色程度の色鉛筆でカラーの提案なんてどうしようも ないと思ったが、それなりにできたので建築士試験とちがっておわってすっきり。
 いつもならこれで帰宅となるところだが、今日は大阪ヨドバシカメラにポイント共通化手続きに行く。今まで 店舗での買い物とネットショッピングではポイントを共通に使えないという不便な状態だったが、今年になってようやく 共通化できるようになった。しかし、その手続きにわざわざ店舗に出向かなければならない。試験会場に神戸を選んだのは それもあってのこと。その後、ついでにルミナリエを見てかえるつもりだったので、ヨドバシカメラでフィルムを買う。 一般向けの低価格な(しかし中身は高級なものとほぼ同じ)トレビという種類のリバーサルフィルムが ほしかったのだが、驚いたことに売っていない。店員に聞くといまはもう店頭にないそうだ。製造中止かどうかしらないが、 フィルム生産の密かな調整が始まっているようだ。仕方がないので、プロビア400Xという1本1200円以上もするフィルム をかう。フィルムカメラの将来性に黄色信号が点滅し始めたのを実感した。これからは一部のマニア向けのものになって、 高級なフィルムしか入手できなくなる日は近そうだ。
 神戸元町に着いたのは5時30分ごろ。駅前はいきなり人ごみで大混雑。関西人にはなじみの深いこってりラーメンの 「天下一品」が目に付いたので、先に食事を済ませることにした。久しぶりにスタミナスープの濃厚ラーメンを堪能した 後に、人ごみに続いてルミナリエ会場に向かうと、なんと90分待ち。元町大丸から三宮近くまで行ってまた戻ってくるという いかれた行列が続いていた。やめて帰ろうかとも思ったが、帰りの予定の電車までは2時間近くある。ぎりぎり間に合い そうなので、ひたすら待ってルミナリエをみることができた。さすがにきれいで、なかなか感動的だったが、人ごみに 辟易して、ルミナリエはわずか15分ほどで退散。それでも、会場から三ノ宮駅まで結構時間がかかり、早く退散して 正解だった。電車の時間のわずか2分前にホームに着いて、そこからは快速と各駅停車を乗り継いで、自宅に帰りついたのは 10時30分。なんとも疲れた一日だった。

2007年12月6日 2級建築士合格

 すっかりあきらめていた試験に、幸い合格できた。ネットで番号を確認しただけなので、合格通知を実際に 受け取らないと本当に合格したのかいまだに不安感が拭い去れない。合格率は19.7%と、なかなか難しい試験だったと 改めて思う。指示された課題の注意事項をひとつ忘れてしまっていたのに よく合格したものだと、うれしいやら気が抜けるやら。注意事項ひとつで20点減ぐらいと踏んでいたのだが、どうやら もっと低かったようだ。注意事項はさておき、構造と平面プランの設計がずれたり非現実的なものにならないように気を つけたのが、減点を最小限にとどめたということかもしれない。 とにかく、長い寄り道回り道はこれでおしまい。

2007年12月5日 携帯アドレス帳のデータ転送

 機種が古くてデータの転送ができないといわれた件だが、会社の近くにオープンしたソフトバンクショップ に行ったところ、幸いにもなんとかデータ転送ができた。データ転送用の機械では結局該当する機種名がない と警告されてしまったが、カシオの「G'z One Type-R」という機種として転送したらうまくいった。Type-R は2代目のG'z Oneで、いままで使っていた初代とは異なる機種だが、中身はほとんど同じだったということか。 とりあえず、100件以上も手入力する手間が省けただけでも大助かりだ。

2007年12月4日 またまた11月のファイナリスト

 これで3ヶ月連続でART BOX社のマンスリーアートオーディション当選となった。写真の応募があまり多くない ということもあるが、今月も写真では唯一の当選だけにやはりうれしい。いちいちプリントして応募するとなると 手間もかかるしついつい面倒くささが先にたって締め切りが過ぎてしまうが、この公募展はデータ転送だけですむので、 手軽に応募できる点で自分にあっている。

2007年12月3日 携帯の長期使用もよしあし

 7年間使った携帯がそろそろ電池寿命を迎えつつある雰囲気となり、ちょうど月末ということもあって買い替え ることにした。基本的に電話は嫌いなので、ほぼ100%待ちうけ専用という使い方であり、もっとも基本使用料 の安いソフトバンクに乗り換えるのが得策と判断。ワンセグも見られて、音楽プレイヤーにもなる911T という タイプを買ったのだが、問題はアドレスブックデータの移転。なんと今まで使っていた機種が古すぎて、 対応機種リストにないという。auショップに行って聞いてみると、ソフトバンクからauへの転送はできるが 逆は無理とにべもない。市販のソフトで使えるものがあればいいが、ヤマダ電機やビックカメラではその手の ソフトが見当たらなかった。まあ、実際に必要なアドレスは100件もないと思うので、のんびり手入力でいくしか ない。携帯については長く使ってもあまりいいことはないということか・・・

2007年11月26日 Lレンズ恐るべし!

 連休に瀬戸内市で開催されたバルーンフェスティバルを見に行った。熱気球の大会なのだが、常にバルーンが あがっているわけではなく、タイミングが悪いとけっこう長い時間暇つぶしを強いられるハメになる。 今回は風向きが良くないということで午後の競技フライトがキャンセルになってしまい、かなり拍子抜け。 もっとも、フリーフライトとして飛びたい人だけ自由にどうぞということになったので、なんとか青空に舞い上がる 色とりどりの熱気球を見ることができた。ただし、飛んだのは30機中の6機程度なので、迫力には欠けていた。
 それはさておき、当日はキヤノンTS-E24LレンズをつけたEOS55といつものペンタックスZ-1p+シグマEXレンズ という装備で撮影していたのだが、キヤノンLレンズの色の良さにはあらためてびっくり。いままで、シグマのレンズ はやや青っぽいというのは認識していたが、目くじらを立てるほどのものではないと思っていた。それに、 直接比較するようなこともなかったので、あまり気になったこともない。ところが、今回同じ被写体で撮り比べてみると その違いに愕然とするほどの差があった。ファインダーで見る色とフィルムで再現される色は違うということは わかっていても、ここまで違うとさすがにシグマレンズは大丈夫かと妙に不安になってくる。とにかく、鮮やかで シャープで抜けの良いファインダー像は、さすがキヤノンのLレンズだと感心した。

2007年11月20日 ピンからキリまで

 一級建築士という有資格者もいろいろだ。確認申請書類が間違っていたり、きちんとそろっていなかったりという 状態でも平気で提出し、指摘されたところだけ直せばいいというスタンスで仕事をする人もいる。もちろん、 意図的に手を抜こうというつもりはないのかもしれない。しかし、こういうのはどうかと思う。人から、「なんだこりゃ」 といわれるようなものをだしてもいいとする姿勢がそもそも間違っている。できれば、「すごい!」と思えるような レベルの人と仕事をしたいものである。

2007年11月6日 インテリアコーディネーター1次試験

 10月に受験したインテリアコーディネーターの1次試験合格通知が届いた。自己採点でほぼ大丈夫だろうと 思っていたので、予想通りの結果となった。ただし、問題は2次試験だ。建築士で失敗しているだけに、今回は 落ち着いて望まなければならない。建築士資格についでほしかった資格だけに、せめてこちらは合格して今年の 有終の美を飾りたいものだ。

2007年11月2日 10月ファイナリスト

 先月に引き続きARTBOXマンスリーアートオーディションの10月度ファイナリストに選ばれた。 10月から写真とかイラストとかの分野わけがなくなり、枠がひとつになった。テーマのためか 全般的にイラストが多く写真は少なかった。自分でもとくに選ばれるとも思ってなかったのだが、 写真としては唯一の入選となった。11月のテーマは「秋」。写真の人気モチーフだけに、 今回は写真の応募がどっと増えるに違いない。

2007年11月1日 コダクローム

 先週日曜日に現像に出したフィルムが31日に出来上がる予定だったので、昨日キタムラカメラに引き取りいった ところ、なんと現像機の故障でいつになるかわからないといわれた。コダックから連絡があったと思うのだが と店員はいうが、そんな連絡は一切入っていない。TS−E24レンズの試し撮りをしたフィルムなので早く 結果を見たいのに、とんだスローライフとなってしまった。今日、キタムラから連絡があって、土曜日中には 届く予定だといわれた。撮ってその場で結果がわかるデジタルに比べて、2週間も必要とするフィルムって、 やっぱり今の時代にあわない代物だ。まあ、コダクロームだからしょうがないけどね。

2007年10月31日 ペンタックスの行く末

 ついにHOYAによる吸収合併が現実となった。これまでの完全子会社のままならペンタックスという 会社もブランドも残るわけだが、吸収合併となると少なくともペンタックスという会社は消滅する。 新聞発表によればブランドとしての「ペンタックス」は残すらしいが、はたしていつまで続くことやら。 コニカにと合併したミノルタの末路は、結局ソニーへの身売りであり、ミノルタブランドは消滅した。 HOYAはペンタックスの医療ビジネスに興味があるわけで、デジカメ事業には興味がないというのは これまでの報道から明白。いまのところ赤字にはなっていないので当面存続するだろうが、販売が 不振になればすぐに分割、売却となるのはほぼ確実。売却先はサムスンあたりが有力なところか。

2007年10月23日 キヤノン

 ついにキヤノンのシステムを購入した。以前からほしかったTS-E24/3.5というレンズ と銀塩一眼レフのEOS55を中古で購入しただけなので、システムと言うほどのものではないのだが、これを期に 今後は新規に購入するのはキヤノンがメインとなるだろう。ペンタックスに見切りをつけたということではない のだが、いろんな意味でキヤノンをメイン機材としたほうがメリットが大きいということ。ただし、当分は どんどん機材を買い増すというつもりはないので、しばらくはキヤノンはTS-E24専用のシステムということに なるだろう。
 で、TS-E24というレンズはなぜにそれほど必要なのかということだが、要するにシフトとティルトという 機能を持った35mmシステム用の広角レンズは、世界中でこれしかないのだ。シフトとは、レンズの光軸を平行移動 させる機能、ティルトは光軸の角度を変更する機能のこと。シフトを使うと、高いビルなどを撮影したときの 上すぼまりを補正して、垂直線がまっすぐ並行に写すことができる。ティルトは、光軸の角度をずらすことで ピントの合う範囲をコントロールできるので、手前から遠くまでピントが来ている写真とか、逆に一部にしか ピントが来ていないという表現が可能となる。とりあえず、先日試し撮りをしたので、そのうちサンプルとして 掲載したいと思う(うまく撮れていればの話だが)。
 ちなみに、なんでいまさらEOS55なのかという話だが、広角レンズを本来の広角として活用するには35mm フルサイズの画角が必要なのだが、デジタルのフルサイズはまだ高価で、自分にとってはまだ買いではないと 思っているのが主な理由。とはいえ、レンズだけでは意味がないので、とりあえずつなぎで使える銀塩一眼が 必要だったわけ。ただし、いまさら銀塩カメラに何万円もかける気にはなれないので適当な中古を探していたら、 キタムラカメラで、Bランクの割には非常に程度のいいEOS55が、なんと7800円で売りに出ていた。 撮影してもやれた感じはまったくなく、ペンタ部の角に一部塗装のはがれがあるいがい使用感もあまりない掘り出し ものだった。

2007年10月10日 個展開催決定

 昨日連絡がない旨の書き込みをしたが、早速今日連絡があった。べつにこのページを見たわけではないのだろうが、 なんだか妙なタイミングだ。で、今回はラッキーにも希望日程で当選となった。抽選があったのか、ほかに希望者が いなかったのかしらないが、年度末から年初にかけての一週間なので、案外穴場だったのかもしれない。今回は 目前で慌てふためくことのないように、年末年始はゆっくりと準備に時間をかけることにしよう。

2007年10月9日 第4回個展

 7日に、いつものエネルギアプラザに個展の申し込みに行ってきた。希望の日程は来年3月31日からの1週間とした。 というのも、今回は「醍醐桜」をテーマにするつもりなので、ちょうど桜の開花時期にあわせたいということで この時期を選んだ。8日には抽選が終わったはずなのだが、何の連絡もない。先の二回はどちらも抽選で外れた後に キャンセルが出たので別の時期だがどうかという連絡をもらっての開催だった。順当に当選・落選した場合は連絡が あるのかないのか、そういえば知らないという事実に気がついた。承諾されたら承諾書が郵送されてくるはずなので、 しばらく待ってみるしかない。

2007年10月1日 9月ファイナリスト

 8月30日に書いたARTBOXマンスリーアートオーディションの9月度でファイナリストに選ばれた。 別に賞金とか商品とか出るわけではないが、マイナーとはいえオーディションに選ばれるというのは 悪い話ではない。10月もこりずに出してみようと思っているが、お題が「Food」。自分のジャンルではない ので、出すものがあるかどうかが問題。
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