2008年12月31日 大晦日
久しぶりに大晦日に紅白を観ている。といっても、新作アップ作業をしながらの視聴なので、ほとんどBGMと化している。 何年ぶりかわからないが、紅白が中継をしているのが妙に新鮮だった。かつて紅白といえば出演者はすべてNHKホールに いたと思うのだが、いつから中継がOKになったのだろうか。大晦日といえば紅白以外はなにもない時代はとっくに昔に なくなり、年越しカウントダウンコンサートが当たり前になったことで、柔軟な対応をせざるを得なくなったという ことだろう。そうでもしないと出演者が集まらないという事情ももちろんあると思う。昔ならNHKホールにこられないなら 他に出たいという歌手はいくらでもいるから、と言えたのだろうが、今は中継でもいいから出演してくださいという のが実情なのだろう。2008年12月23日 最悪の映画「クローバーフィールド」
「クローバーフィールド」という映画のDVDを借りてきて観た。かつて観た映画の中で最悪の映画だった。何が最悪かというと ゆれる映像で酔って頭痛と吐き気を催したからだ。ストーリーは、友達の栄転祝いパーティーをビデオ撮影していたら、 正体不明の巨大な生物がNYに上陸し、町を破壊し始めるというもの。映画はその素人ビデオをそのまま使っている設定に なっているので、上下左右に揺れるうえにぐるぐる回ったりして最悪。ほとんど嵐の中のボートに乗っているような状態だ。 映像自体はそれなりにお金もかかっているようなSFXでB級くささはないだけに、まともな映像ならけっこう楽しめたのでは ないかと思うと残念だ。2008年12月21日 京山ロープウェイ遊園はカラス御殿
天気も良く暖かかったので、岡山市内を一望できる撮影スポットを探しがてら午後からぶらぶらと散歩に出かけた。 近くにある京山あたりで少し高台に登れはいい場所がありそうだと狙いを付けて行ってみると、なんだかやたらカラス の鳴声が聞こえてくる。良く見れば、閉園になった京山ロープウェイ遊園(岡山スカイガーデンとも言う)の建物や 観覧車などにびっしりとカラスがとまっている。時折一斉に飛び立って山の上をぐるぐる回っているのだが、そのときの 鳴声たるや、びっくりするぐらい騒々しい。山の上で人間が誰も近づかないので、カラスにとっては安心できるねぐら なのだろう。それにしても、ちょっとびっくりするぐらいの数だ。
2008年12月14日 イルミネーション
金曜日にビックカメラにプリンタのインクを買いに行ったついでに、駅前のイルミネーションでも撮影しようと 5DにEF50mmF1.8Uを付けて出かけた。ぱっと見るとそれなりにきれいだが、写真にしようとするとなかなか難しい。 それに、不思議と気持ちが盛り上がらない。なんというか、きれいはきれいなのだが、光に力がないのだ。太陽光 にきらめく水面や草花の露などは、ファインダーで見ると光が踊っているのだが、人工の光にはそれがない。ただ 光っているだけだ。そんなわけで、あまり乗れないまま数カット撮って引き上げてしまった。かえってから画像を チェックしていると、どうも片ボケのような雰囲気もある。やっぱり安価なレンズはしかたないのだろうか。ところで、12月6日にギャラリーRedに新しくアップした10枚のうち、126と127を別の写真に差換えた。理由は 黄葉の写真だったから。最初は宝福寺まとまりだからいいかぐらいに思っていたのだが、さすがに黄葉の写真を 入れるのはコンセプトにあっていないと反省。その意味では、ギャラリーYellowの県立自然公園の中にも紅葉写真 が2点入っていて問題があるが、こちらは代わりがないので忘れることにした。いいかげんなのです。
2008年12月5日 滝谷と山・一期一会写真展
故塩田卓夫氏の写真展を観てきた。塩田氏の遺作と山仲間の作品がそれぞれ60点弱の大きな展示会だった。 そそり立つ大岩壁・滝谷の厳しくも美しい数々の作品は、なまじの腕だけでなんとかなるようなものでは ないということが容易に理解できた。ひとつのモチーフを追いかけ、重い機材を担いで北穂高岳 に通い続けること40年。知識と技術はもちろん、努力、忍耐力、執念、そして幸運をも味方に付けたもの だけが写し撮ることができる絶景だ。プリントの美しさ、中版フィルムの驚くほどの緻密な表現力もまた 作品の質を多いに高める重要な要素のひとつだ。すばらしい写真展がこんな身近なところで、しかも無料 で開催されていることに感謝したい。7日の午後4時までの開催。時間のある方はぜひ足を運んでほしい。2008年12月3日 青色申告
税務署から新たに青色申告をすることになった事業者向けに説明会をするという案内が来たので、行ってきた。 基本的なことをさらっと一通り説明しただけなのでわかったようなわからないようなという感じだ。どちらにしても、 なんのかんので後回しにしてきた会計関係のことをそろそろやらないといけないということだけは理解できた。 青色申告用の会計ソフトは、知人に譲ってもらったものがあるが、いまだにインストールすらしていない。 とりあえず、いろいろと購入したもののレシートは残しているので、さっさとインストールして入力しないと 年末に面倒なことになりそうだ。やれやれ。2008年11月27日 井山宝福寺
なんだかんだで4回も足を運んだ井山宝福寺。とりあえず10点をアップしたが、まだ未現像のものがあるので、 もう10数点を次回アップする予定。それに、他で撮影した紅葉写真が続くので、年内は紅葉ばっかりになりそう。2008年11月27日 衝撃
山陽本線東岡山駅西側の踏み切りで列車待ちをしているときに、ふとフェンスに設置されている看板に目がとまった。 「踏み切りの途中で止まると列車と衝撃します。」 うん? 衝撃? たしかに列車と衝突するとかなりの 衝撃だろうなあ。命にかかわるぐらいだから、肉体的にも精神的にも生半可な衝撃ではないはず。踏切内で止まると 衝突するのは当たり前で、いまさらそんなことを書いてもインパクトはない。それなら衝突したらどんなことになるのか より具体的な内容を示したほうが印象に残るのではないか。そんな裏があるとしたら、作った人に脱帽だ。単なるミスなら、 ちゃんと仕事しろ!
2008年11月26日 初売上
10月に撮影した竣工写真の代金が振り込まれた。なんとなく代金が振り込まれるまで落ち着かなかったが、 無事振り込まれたらやっと仕事が終わった気がした。11月は税金のもどりもありなんだか臨時ボーナスが 出た気分だ。手持ち資金が増えると、EOS 50Dを買いたい気持ちがふつふつと湧き上がってきているが、 これから冬に向かって撮影機会も減るので、ここはじっと我慢して、春にキャッシュバックキャンペーン でも始まったら考えることにしよう。2008年11月24日 干し柿
先日、仕事のついでに矢掛町山ノ上地区に立ち寄ってきた。ここは干し柿の産地で、毎年11月になると山陽新聞や ローカルテレビで干し柿がたくさんぶら下がっている写真や画像が紹介される。以前から一度見てみたいと思っていた ので、ちょうどいい機会だった。山ノ上地区は吉備高原地域によくある比較的平坦な山上の集落で、その家々に 干し柿がぶら下がっていた。あっちこっちに大規模にぶら下がっているというわけではないが、それでも軒先に数本 ぶら下がっているのと違って、なかなか壮観だった。
2008年11月24日 デジタルで楽になるか
フィルムからデジタルに移行して、HPへのアップロードが早くなるかと思っていたが、案外そうでもないことが最近 わかってきた。単純にデジタル化する作業はたしかに短縮された。もともとデジタルで撮影するのだからあたりまえだが、 しかし、その分撮影枚数が増えてしまい、結局使える画像の選別やらレタッチやらでそれなりに時間が必要だ。JPEGで 撮影してレタッチなしでそのままなら手間はかからないが、さすがにそこまでいい加減な写真をサイトにあげようという 気にはならないので、結局それなりに時間がかかってしまう。デジタルになっても、簡単に楽をさせてはもらえないようだ。
2008年11月22日 1TB
数年前なら350GBのHDDなんていつになったらいっぱいになるのだろうなんて思っていたが、今ではすっかり役立たず。 こんなんじゃあ少なすぎて使えないなんて思うのだから世の中恐ろしい。5Dで撮影するようにあって、1日に数GBの容量 を撮影するので、1ヶ月で数十GBになり、350GBなんて下手をすれば半年でいっぱいになる。手持ちの外付け350GB HDDがいっぱいになったので、新しいHDDを買いに出かけた。ちょうど21日にPC DEPOが岡山に オープンしたので行ってみると、ロジテックのHDD Reader/Writerという製品が安く売られていた。外付けのHDDの一種だが、 内蔵型HDDを差し込むだけで使えるというもので、いっぱいになってもHDDを取り替えればそのまま使える。言ってみれば HDDのメモリーカードリーダーのようなもの。これならいちいち増設とか買い増しとか面倒な手間が省けるので、1TBの HDDと一緒に買ってきた。なんと1TB=1000GBのHDDを自分で買うことになろうとは。しかも、それが1万円もしないのだ。 10年前、コンピュータ関連の仕事をしていたときは、テラバイトなんて大企業の情報システム部門がこれから扱うだろう 情報の単位として話に出ていた程度で、トレードショウで4TBのデータを扱えますよというデータベースのデモをして話題に なったほどだ。今では個人のパソコンでさえ扱える単位になってしまった。しかし、フォーマットするのにやたら時間が かかる。できればNTFSでフォーマットされたHDDを売ってもらいたいものだ。
2008年11月13日 紅葉ハンター
久しぶりに晴天となった12日、仕事で赤磐市まで行ったついでに、閑谷学校の櫂の木の紅葉でも撮影しようと訪ねてみると、 平日だというのに臨時駐車場まで満車に近い状態だった。それでも念のためと、機材を担いで歩いて行ってみると、見事なほど 盛況な観光地と化していた。これでは写真どころではないと、カメラを出すこともなく退散した。そのまま帰るのももったいない ので、帰り道に立ち寄れそうなところを地図探したら、備前市大内の山中に大滝というところがあり、(紅葉)の文字がある。 喜び勇んで行ってみると、大滝とは名ばかりの今にも枯れそうな細い流れが岩を伝っているありさま。滝の上にかかる紅葉も 色づき始めという状態。脱力しつつも大滝の入り口にある福生寺の境内に入ってみると、本堂脇の紅葉がいい具合に紅葉していた。 逆光に光る赤・黄・緑の彩がすばらしい。 今日は午前と午後の間に5時間の空きができたので、総社市の井山宝福寺へ撮影に。東向きの谷にある井山宝福寺は、午後になると やや光の向きが悪く、塔やお堂が逆光になってしまうのがやや残念だが、紅葉の色づきも盛りの雰囲気でいい感じだった。ときどき 団体客が来てシャッターチャンスがなくなるが、しばらくすると潮が引くように誰もいなくなる瞬間があるので、それを待つしかない。 帰り道、秋めいてきた国分寺を柿の実と絡めて撮影した。夕方の仕事がなければ、そのまま満月を絡めて撮りたかったが、 それはまたいつかの楽しみだ。
2008年11月7日 岡山県立森林公園の写真
ちょうど20枚にまとめることができたので、本日アップした。紅葉の写真ということで、一枚ずつコメントを入れるほど語るべきことが 思いつかなかったので、ここでまとめておきたい。今回ちょっと気になったのが、2枚目の「谷間の残秋」でのボケ。EF70-200の描写は大変 満足しているのだが、このようは線状のものを撮影すると、けっこう二線ボケの症状が出るようだ。それでもズームにしては優秀なほうかも しれない。また、前回の直島で12mmの周辺減光がけっこう目立つことがあったので、今回は15mm前後までズームして撮影してみたら、見事 に周辺減光の問題は解決した。やはりズームの広角端はレンズにとって厳しいということだ。場合によっては、周辺減光を逆手に取った表現も できそうだ。それにしても、広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの三本があれば風景写真は基本的に事足りるということが改めてわかった 今回の撮影。バリエーション的にマクロもあれば、これ以上は必要がない。あいにく、今回はタムロンのマクロが活躍する場所がなかった ので、最後の「色づき」の写真は無理やり90mmマクロで撮影したもの。逆光気味の撮影だが、フレアもなくクリアできれいな描写はさすが伝説の マクロといわれるだけのことがある。2008年11月3日 岡山県立森林公園
2日の朝から鏡野町(旧奥津町と上斎原村にまたがる山域)にある県立森林公園に出かけた。Yahooの紅葉情報では見ごろになっていたので けっこう期待して行ったのだが、どうも今一歩の色付だった。岡山に戻ってきて感じるのは、紅葉がきれいでないということ。信州や東北方面 の紅葉は、色鮮やかで赤や黄色が色とりどりだが、中国地方の山は黄色が主体で、しかもくすんでいる。鮮やかな紅葉は少なく、どちらかというと 赤茶色に枯れた感じだ。それでも、渓流沿いや滝の周辺ではそこそこきれいな秋の彩りを見ることができた。あいにく天気は曇り空で、ときおり 薄い雲を通して影ができる程度の日差しがあったが、森の中では強い日差しがないほうがまだら模様にならない分結果的にはよかったかもしれない。 もっとも、山頂から紅葉の森を見渡すようなシチュエーションでは、青空と日差しがほしいところだ。朝8時30分から16時30分まで、昼食もとらずに山中を撮影して歩いたあと、奥津温泉におりて花美人の湯で疲れを癒した。奥津温泉は化粧水の 原料にも使われているということで、肌がすべすべになる効能があるとのことだ。ただ、今回入った花美人の湯は、以前入ったときよりも効能が弱まった ような気がする。水で薄まっているのではないかとやや勘ぐりたくもなる。入浴料も800円が900円に値上がりしており、あまりありがたみのない 温泉と化しつつある。国道53号線沿いの温泉としては、岡山に近い建部町の八幡温泉のほうがよさそうだ。
温泉の後、奥津渓谷でモミジのライトアップをやっているとのことで観に行ってみたが、わざわざこれを観に行くというほどのものではない と思う。ドライブのついでに温泉とセットで観て帰るのならいいかもしれない。なお、ライトアップ場所の近くにある大釣温泉でも、温泉前の 渓流をライトアップしていたようで、もしかしたら湯につかりながら眺めることができるのかもしれない。
2008年11月1日 SLIK SBH-280
SLIKのカーボン三脚 PRO703CFについていた雲台のパーン棒が壊れてしまい、使い物にならなくなった。前に買ったSH-806は重さが600gあり 登山で使うにはちょっと重いので、小型軽量な自由雲台を買うことにした。とはいえ、すぐに壊れたりきちんとロックができないものでは 意味がない。いろいろと検討した結果、SLIK SBH-280に決定。250gと軽量で仕上げも高級感があり、動きも滑らかで高精度な感じだ。カメラ台表面のディスク は回転するようになっており、取付時にカメラ底面をこする心配がない。クイックシュー付のタイプも考えたが、単純にクイックシュー を取り付けるタイプだと、カメラの方向を正面にしてしっかり取り付けることが難しいので、選択肢からはずした。もしも必要なら、 おなじSLIKから取付ねじがついたマグネクイックシューDQ-Sが出ているので、それを取り付けるつもりだ。
2008年10月28日 TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
ふらりと立ち寄ったソフマップ岡山店で、いいでものがあったら購入しようと考えていたタムロンの90mmマクロを見つけた。 中古品だが程度はいい。価格29,800円のところ週末特価で一割引。これは買わない理由がない。ということで、お持ち帰りと なった。自宅で動作確認してみると、ピントも問題ない。ソフマップは中古保証が1ヶ月しかないので、購入したらすぐに 使い倒してみないと怖いところがあるが、どうやらトラブルはなさそうだ。とりあえず、これで一通り必要なレンズがそろったので、 キヤノンのシステムが一応完成したことになる。2008年10月27日 惜敗
県知事選は残念ながら対立候補の四選となってしまった。しかし、立候補表明からわずか2ヶ月のすみたく正人は、岡山市と倉敷市で 得票数が対立候補を上回り、かなり健闘した。最終的には5万票差で届かなかったが、もう少し立候補が早ければ違った結果になった かもしれない。27日は株価もバブル後の安値を下回るなど、いいニュースがない一日だった。こんなときは野良猫のごとく、知らん顔して 寝るに限る。
2008年10月26日 県知事選の結果は・・・
午後十時過ぎの開票率は26%を超えたところで、すみたく正人は劣勢のようだ。不思議なことにこの時点で石井氏の当確ニュース が出ているが、開票率26%で得票差4万票。有権者数が158万人で投票率が43%だから、有効票は67万票。残りが49万票あるわけで、 この時点で当確なんて言えるものだろうか。まあ、今は開票状況を見守るしかない。2008年10月22日 撮影の仕事 その後
今日の午後、ハウスビルダーさんから電話があり、全部で14カット購入したいとのこと。提出したのは24カットで 半分以上のカットをほしいと言ってもらい、一気に肩の荷が下りた気がする。正直、外観と室内で5カット程度かな と思っていたので、うれしい誤算だった。もちろん、売上が多いという事実もあるが、それ以上にプロとして評価 してもらったということのほうがはるかに大きい。これが、3カットでいいなんてことだと、たぶんかなり落ち込んで いたことだろう。ただし、自分ではもう少しこうすればよかったというのが案外あるので、さらなる精進が必要である ことに変わりはない。とりあえず、ささやかながらプロデビューを飾ることができた。2008年10月20日 撮影の仕事
欠陥住宅の検査の仕事で知り合った設立5年の新しいハウスビルダーさんから、竣工写真の撮影依頼があった。 16日の夕方と17日の午後に内外観を撮影し、そのチェック用画像を本日先方のHPをデザインしているデザイン会社の担当者さんに お渡しした。ちょうど会社のHPを立ち上げるところでもあるし、今後カタログなどに使うかもしれいないとのことで、 撮影したカットの中から必要なものを選んでもらい、それで見積もり・請求を上げさせてもらうことにしてある。 はじめからどういうカットがほしいというリクエストがあったわけでもないし、デザイナーでもなければそんなことは わからないものだ。こちらもまだほんの駆け出しなので、どの程度気に入ってもらえるカットが撮れるかもわからない。 撮影したカットがどう評価されるのか、連絡が待ち遠しくもあり恐ろしくもあり、なんとなく落ち着かない。
2008年10月16日 深山公園
玉野まで仕事で行ったついでに、深山公園に寄ってきた。いままで目の前を何度通り過ぎたことか。どんなところなのか全然 知らなかったが、以外にも広々とした芝生の広がる公園で、ドッグランとかパターゴルフとかレストランとか、各種施設が そろっていてけっこう楽しめそうな感じだ。中でも、イギリス庭園がいい。入場料200円とリーズナブルでこぎれいなイギリス式 庭園は、ゆっくり回れば30分ぐらいかかりそうな広さで、手入れの行き届いた気持ちのいい庭園だ。ベンチなどもあちこちに 設置されているので、ランチをもって行けば一日だって楽しめそうだ。
2008年10月13日 直島
昨日の怠惰を反省し、今日は朝からお出かけした。始めは日生諸島の大多府島に行こうと思っていたのだが、ネットで観光情報を 見ているとなんだから気持ちが盛り上がらない。どうせなら冬場に行った方が、特産の牡蠣が食べられるからよさそうだ。そこで、 予定を変更して直島に行くことにした。ベネッセが開発している島なので、見所もある。安藤忠雄の地中美術館も建築物として興味 があるし、本村地区では家プロジェクトという古い民家をアートとして再生させるという面白い試みもされているらしい。朝8時22分の宮浦行きフェリーに乗って、ついてすぐに地中美術館へまっしぐら。これが大正解。遅くなるほど観光客が増え、 地中美術館は大混雑になるそうだ。午前9時台なら場合によっては数分待たされることもあるが、混雑らしい混雑とは無縁だった。 館内は撮影禁止なので、なにも写真がないのが残念だが、建物もアートもなかなかユニークで面白かった。
地中美術館の後は、海沿いの道を屋外展示のアート作品を眺めながらぶらぶらと1時間ほど歩き、途中からバスに乗って本村へ。 6軒の家プロジェクトを順番に見て回る。たばこ屋で共通チケットを購入したら、そこのおじさんが南寺というところは整理券を配っていて、 お昼前の時間ですでに午後2時30分の順番だから、最初に行った方がいいと親切に教えてくれた。早速訪れたところ、ちょうど12時15分 の組が説明を聞いているところだった。整理券をくださいと係員に言うと、お一人ならこの組が余裕があるので一緒にどうぞだって。 ちょーラッキー。待つことなく中に入ることができた。中がどんなものかは、これから行く人のために言わないでおくが、何もないけど 面白いところだった。他の家プロジェクトでは、「角屋」がだんとつによかった。「はいしゃ」も面白かったし、「石橋」も幻想的でよかった。 そんなこんなで、家プロジェクトを一通り見て終えると、午後2時前だった。本村の町をうろついてもよかったが、疲れたし暑いしで 混雑するまえにかえることにした。
宇野港に着いたのが午後3時過ぎ。直帰しようと思ったが、せっかく児島湖の近くまで来ているのだからと、またまた児島湖で 夕焼け写真を撮っていたら、すっかり日も暮れてしまい、結局丸一日出歩いてしまった。
2008年10月12日 久しぶりの夕焼け
本当は朝焼けの写真を撮りに行こうと思っていたが、気がついたらとっくの昔に明るくなっていた。しかも空にはけっこう雲が 出ていた。しょうがないので二度寝したら、目が覚めたのはお昼をずいぶんすぎていた。ちょっとお疲れ気味だったらしい。 遅い昼食をとってパソコンに向かっていたらいつの間にか夕方になっていた。空を覆っていた雲はかなり少なくなり、いわし雲が 浮かんでいた。もしかすると夕焼けになるかもと思って、児島湖に出かけてみた。昔は、夕焼け撮影といえば鷲羽山とか王子が岳 に行っていたが、最近は児島湖がお気に入りだ。満点の夕焼けとは行かなかったが、それなりにきれいな夕景を見ることができた。
2008年10月9日 岡山県知事選告示日
県知事選告示日ということで、すみたく正人の選挙事務所でも出陣式があった。平日の朝8:30に時間が作れるのは自営業の人間 しかいないということで、何の因果か自分が出陣式の掛け声の音頭をとる羽目になってしまった。別に応援演説をぶつわけではなくて、 ひとことご挨拶したあとにスローガンの「岡山を変えよう!」を3回叫ぶだけだったが、さすがに報道陣やら国会議員、県会議員、市議会議員 の先生方が居並ぶ場所で壇上に上がると緊張してしまった。とりあえず、失敗することなく無事終えることができたが、久しぶりに胃の痛くなる 思いを味わった。
2008年10月7日 下津井電鉄線
いまはもうない下津井電鉄線だが、実は下津井の町外れにひっそりと車両が残っている。保存会のような団体が管理しているらしい のだが、最近になってときどき新聞などで話題になることがある。もともとは茶屋町と下津井を結んでいた鉄道だが、途中で児島-下津井間 に縮小され、1990年末で廃線になった。もっと昔に廃線になったものと思っていたが、以外にも比較的最近まで走っていたのだ。
2008年10月5日 そして誰もいなくなった
実家には猫が4匹いた。すべて弟が拾ってきた猫だ。かれこれ10年以上になるが、昨年そのうちの1匹が何かの病気になったらしく、 だいぶ弱ってもうだめだろうなという状態になって姿を消した。2匹目は猫エイズか何かにかかったのか、口の中にできた傷が 直らず、えさが食べられなくなって衰弱死した。今年になって3匹目が死んだ。原因ははっきしりないが、どうやら肝臓をやられたらしい。 えさを食べなくなって3週間ほど経った頃、自宅から5mほどのところで行き倒れになっていた。そして、最後の1匹がどうやら 死んだらしい。らしいというのは、1匹目とおなじく姿を消したからだ。ここ1週間ほどえさを食べていない状態でけっこう衰弱していた が、それでも他の猫と比べるとまだ比較的元気だった。3日の夜にトイレに行ったときに擦り寄ってきてそのまま座り込んでしまったので、 抱きかかえて自分のベッドで一緒に寝たが、土曜日の朝にふらりと家を出たまま戻ってこなかった。4匹のうち家で死んだのは2番目の子だけで、この子だけオス猫だった。他は黒猫3姉妹で、3番目に死んだ子はわりと引っ込み思案の お嬢様で、家の中にいるのが好きな子だった。だから姿を消さなかったのかもしれない。姿を消した2匹はどちらも外で遊ぶのが好きで、 近所の野良猫とも仲良しだった。最後ぐらい仲間に見守られて死にたいと思ったのだろうか。それが望みだったのならそれでも いいのだけれど、やはり最後ぐらい見届けてやりたかったし、きちんと埋葬もしてやりたかった。特に最後の子は八方美人で人見知り しないいい子だったから、なおさら残念な気持ちが強い。いなくなってまだ2日しか経っていないので、明日の朝にでもひょっこり かえってきてくれるのではないかという、淡い期待のようなものがいまでも心の中にくすぶり続けている。
2008年10月2日 最上稲荷の大鳥居
久しぶりに最上稲荷の大鳥居を見た。真下からしげしげと見たのは、実はこれが初めてだ。高さ27.5mもあるそうで、 もちろん日本で最大。ということは世界一ということにもなる。昭和47年に作られただけあって、「大きいことはいいことだ」の 思想が具現化された代表的な例と言えそうだ。もっとも、鉄筋コンクリート製なのでいまひとつありがたみがない。
2008年10月1日 思いがけない晴天
朝から総社市へ仕事で出かけていた。行くときには重々しい曇天で、午後から台風の影響で雨かと思っていたら、 お昼前には見事な晴天になった。ちょうど国分寺の前を通っていた時、あまりの空の美しさに思わず立ち寄ってみた。 国分寺もかなりワンパターンな写真しか撮れないが、今回はコンデジTZ-3しか持っていなかったため、反対にコンデジの よさを活かして花壇の中に手を伸ばして五重塔を見上げるようにして写してみた。被写界深度も深いので、手前の花にピンが来ても 五重塔はあまりぼけずに写っている。コンデジも案外使いようだ。