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2010年6月30日 惜敗

 あと少しだったのに、残念な試合だった。ボールのキープ力はパラグアイが勝っていたが、勝負自体は互角。以前の日本チーム だったら防戦一方でいずれゴールを割られていたと思うが、今年のチームは強かった。延長戦に訪れた決定的なチャンスに決められ なかったのが敗因だろう。あそこでもう一人逆サイドのゴール前に走りこんでいれば決まっていたと思う。選手も相当疲れていたのだろうが、 勝利に対してもっと貪欲であってほしかった。しかし、緊張感のあるいい試合だった。


2010年6月29日 パラグアイ戦

 いよいよワールドカップ決勝トーナメント。初戦はパラグアイが相手。イタリアと互角に戦い1位通過で予選を勝ち上がった 強敵だが、なんとか勝ち上がってほしいものだ。がんばれ、日本!


2010年6月25日 おめでとう!!!

 眠い目をこすりながら午前3時30分に起きて、サッカー観戦した甲斐がありました。立ち上がりの10分ぐらいは だめかもなんて思ったが、まさかまさかの先制点。その上前半で追加点まで奪い、もはや勝つしかない! 後半、デンマークの 怒涛の攻撃もしのぎきって、取られたPK点を奪い返す3点目が入った時点で勝利はほぼ確実。試合終了のホイッスルが どれほど待ち遠しかったことか。やっぱり昨日の夕焼けは、日本の勝利を暗示していたんだなと確信。


2010年6月24日 夕焼け

 なんだかものすごく久しぶりに夕焼けを見た気がする。夏至を過ぎたばかりなので日が沈むのが遅く、夕食後自分の 部屋の窓からふと外を見ると空が燃えていた。梅雨の晴れ間に夕焼けまでおまけに付くとは、今日はいい日かも。この調子 でサッカーも勝って予選通過すれば最高なんだが・・・


2010年6月23日 事後承諾

 醍醐桜情報のページに掲載させていただいている醍醐桜の古い写真の撮影者である岡崎さんより、葉書が届いた。 ページの公開時に写真掲載させていただきたい旨の葉書を出していたのだが、その返信だ。しばらく返信がなかたので、 ちょっと心配していた。本来なら公開前にお知らせするのが筋であり、事後承諾ということになってしまったのは失礼な 話であるが、ご快諾いただくことができた。その上、お仲間にサイトのことを紹介までしていただいたようで、誠に ありがたいことだ。醍醐桜情報のページも開設後2ヶ月の間に延べ300件のアクセスがあったようで、それなりに役に立っているようだ。


2010年6月13日 モンスター

 ミクシィで住宅関連のコミュニティに参加して、注文住宅についてのさまざまな意見を参考にさせてもらって いるのだが、時々理解に苦しむトピックが立つことがある。最近目に付いたものでは、注文住宅建築のコミュニティ に立った「冷蔵庫について」というトピ。内容は”冷蔵庫を新築用に購入したいのですが、三菱の光ビッグ、日立の 真空チルドで迷っています。どっちがいいでしょうか。ほかにいいものありますか?”というもの。このコミュニティは 注文住宅を新築するに当たっての疑問質問、トラブルの相談をするところで、冷蔵庫の良し悪しを相談するところでは ない。工務店や設計事務所に行って、どこの冷蔵庫がいいですかと聞いているようなものでまったくの的外れ。家電製品の コミュニティで該当するところを探して質問すればいいのに、「新築用」というキーワードだけでこのコミュニティ に質問してくるのだからびっくりだ。しかも、「トピ違い」だというコメントに対して、「不親切だ」「人の気持ちが わからない」「暇人の相手はできない」というレス。いわゆるモンスターペアレントのタイプなのだろうか。 私の周りにはいないタイプだが、できればあまり関わりあいになりたくないと思う。


2010年6月10日 フォトセラピー

 フォトセラピーという言葉がある。あまり一般的になっていない言葉だが、写真の持つ「人を元気にする力」 「人を成長させる力」に着目し、写真を通して毎日を楽しく人生を豊かにしていくことだそうだ。もっとわかりやすく いえば、写真を見たり、写真を撮ったりする行為やそれをするために行うさまざまな行動によって、癒しや自己成長、 自己発見、課題解決を図り、人生を豊かにしていくことだ。日本フォトセラピー協会というNPOもあり、サイトもある。 もっとも、具体的にどういう条件が必要だとか資格だとかがあるわけでもなく、いまのところコンセプトレベルの ものらしい。確かに、写真をみることで気持ちが変わったりすることもあるし、撮影することで何か自己実現を可能に しているようなところもある。コンテストで入賞すればうれしくもある。撮影に出かけて歩いたり山に登ったりすれば 健康にもいいというわけで、写真が人間の健康や精神にいい影響を及ぼすということも、いわれてみれば納得だ。 もっとも、最近の写真ブームでは、自然破壊やマナー違反、線路内に立ち入って列車の運行に支障をきたすなど、 いい影響ばかりともいえない側面もある。薬も使い方を誤れば毒になるということか。


2010年6月1日 はや6月

 どんどんどんどん月日は流れて、あっという間に6月だ。正月の誓いもどこへやらで、やるべきことは手がつかず、 何か無為に時を浪費している。今この瞬間に自分が消えてなくなったとしても、世の中何も変わらないし誰も困らない。 なんで自分が存在しているのか、なんてことをふと思ったり。あぁ、でも、古民家再生現場はちょっと困るかも。 そうすると、少しは人さまの役に立っているということか。


2010年5月29日 超広角は難しい

 最近山よりも海に出かけることが多くなった。山に行くときは登ったり歩いたりが多いので、気持ちが前向きで体調も よくないと行く気にならないというのもある。最近ちょっとネガティブ傾向なので、やっぱり穏やかな海に惹かれるの かもしれない。渋川あたりで適当に写真を撮ったりして帰ろうかと思っていたら、玉野に日本丸が停泊しているというニュースを 思い出した。ついでだからと立ち寄って、シグマ12-24で写真を撮ってみたが、沈没しかかった船のようになってしまった。 超広角で上に向けて撮影するとどうしても垂直線が上すぼまりに傾いてしまう。カメラを水平にすればいいのだが、それだと マストの先端が入らないし地面とか余計なものが増えてしまう。素直に28mm程度の広角で少しはなれて撮影したほうが違和感の ない画になるが、迫力がいまいちだ。どんな風に撮ればいいのか、さっぱりわからない。まだまだ勉強不足を実感。


2010年5月16日 金甲山

 最近、瀬戸内海を見下ろす撮影ポイントを探して海沿いにある山にあちこち登ってみたりしており、久しぶりに金甲山に 登ってみた。登ったといっても当然車で行ったのだが、子供のころの記憶とはいささか違っているということを再認識した。 子供のころは金甲山から海が見えるということにあまり興味がなかったのか、まったく覚えていない。逆に岡山市街地が 一望の下に、何の障害物もなく見晴らすことができるという記憶があったのだが、目の前に小高い山があるので岡山ドームの 西側一帯を見ることができない。子供の頃も同じ風景を見ていたはずなのに、市街地が一望できるという記憶だけが残った ようだ。人間は長い年月の間に、自分にとって都合の悪いことは忘れて、都合のいいこと、楽しかったことだけを思い出として 残すのかもしれない。


2010年5月10日 納品完了

 エステサロンの撮影カットは、「宅ファイル便」というネットの無料サービスを使って納品期日の6日よりも早く済んでいたのだが、 先方の担当者がダウンロードし忘れて有効期日が過ぎてしまい、再送信することになってしまった。とりあえず、すべて受領 したとの連絡があり、とくにクレームもないので、どうやら問題なかったようだ。撮影料だが、フィルムの時代は1カットいくら という料金が普通だったのだろうが、デジタルの時代は時間給換算になるらしい。今回も2時間の撮影でいくらという計算だ。 もちろん、必要なカット数は決まっていて計6カットということなのだが、予備も含めて各5点合計30点の納品が指示されており、 これでカット単価を計算するとコンビニバイトの時給よりもはるかに安い。時給計算ならけっこういい値段なので、カット単価という のは時代にそぐわないのだろう。実際、納品しようとしまいと1カットにつき数十枚は撮影するのであるから、納品数がいくつ だろうと労働の総量はかわらない。フィルムのようにフィルム代金や現像・プリント代金も不要なので、1時間いくらのサービス 業として考えざるを得ない時代になったというわけだ。


2010年5月6日 画像の加工

 新緑の季節と言うことでGREENギャラリーの更新をしてみたのだが、今回の写真はすべてフェイクだ。 ソフトフィルターで撮影したように見えるのは、パソコンで後処理したもので、実際の写真では普通に撮影している。 なんでわざわざそんな手間をかけたかと言うと、撮影したのが10年前で、つまり写真を撮り始めた頃のものである ためだ。フィルムがISO800のネガだったりレンズも普及タイプのものだったり、端的に言えば知識も技術も無く勝手気ままに ただ撮ったという程度のものなので、画質があまりよくないのだ。どうせよくないのならソフトトーンで処理して 目立たなくしてやればそれなりに見られるかもというわけだ。画質がよくないのにわざわざ掲載することもないのだろうが、 へたくそなりに自分では案外好きな写真だったりする。できの悪い子供がかわいいという感覚なのだろうか。


2010年5月3日 反省

 昨日撮影したカットから納品用をセレクトしてみたものの、それなりにレタッチしなければいけないものもあり、 現場で適切な設定で撮ることの重要さを痛感。それに、女性の撮影はアングルが大変重要であるということを改めて 痛感。顔の形や髪型などから、どういうアングルが一番美人に見えるのかをちゃんと見極めて撮らないと、本人が 気にしているところを強調するような結果になりかねない。ポートレートで一流のカメラマンというのは、撮影技術 うんうぬんよりもそういうセンスが優れているのだろう。これもやっぱり経験をつむしかないのかねえ・・・


2010年5月2日 エステサロン再取材

 先週取材に行ったエステサロンの再取材依頼が来た。前回連絡がうまくいかなかったことへの反省からか、依頼元の本社から まだ30歳そこそこぐらいの男性のクライアント担当者が来られたのだが、ジャケットらしきものは着ているものの、破れた ジーンズに古着っぽいシャツといういでたちでちょっとびっくり。最近のネット企業はこういうのでOKなのか。自分 が勤めていたときも服装は自由だったが、お客様を来訪するときはさすがにスーツを着た。世の中フランクになった ものだ。ま、かくいう自分もジーンズにジージャンだったので偉そうなことは言えないが。でも外注のカメラマン なんてそんなものだ。自分が宣伝マンだったころも、カメラマンにスーツを強要することはなかった。

 撮影のほうは店長さんがこだわりが強く、画像のチェックもなかなか厳しいので、前回に比べてえらくハードな撮影 になった。やっぱりお店の管理者たるもの、お店のイメージを左右する写真については、きっちりイメージどおりの絵が ほしいということらしい。スタッフの個人撮影時は壁際での撮影だったので、ディフューザー+バウンスでもストロボの影が わりときつく出た。仕方がないので、ストロボなしの地明かりでの撮影でなんとかしのいだ。しかし、いつも地明かりで撮れる とは限らないので、今後はこういう個人の撮影に関してはライティングを考える必要がある。きれいな女性ばかりの撮影は それなりに楽しいのではあるが、下手な写真を撮れないというプレッシャーもかなりのものだった。個人カットと集合カットは、 念のため撮影カットを見てもらい、各自納得のいくレベルの表情になっているのを確認してもらうという気も使って、 肉体的・精神的に疲れた撮影だった。いつもは自分の好き勝手に時間なんかお構いなしに撮りたいものを撮っているだけだが、 制限時間内にクライアントの要求にあわせてその場で結果を出さなければいけない撮影は、やっぱり厳しい。


2010年4月29日 吉野信写真展

 とくに予定していたわけではないが、朝早くに目が覚めてしまったので、新緑の醍醐桜の撮影がてら新見美術館に 行くことにした。桜の時期と違って祝日だというのに醍醐桜を訪れる人は少ない。風がやや冷たかったが、日差しが暖かく て気持ちのいい時間がすごせた。醍醐桜の周囲に植えてあるサツキがそろそろ開花しているかと思って行ったのだが、 まだつぼみだった。GWが終わらないと開花しないのかもしれない。

 吉野信写真展は、岩合光昭作品に負けず劣らずすばらしいものだった。全体の印象としては、動の岩合、静の吉野と いう雰囲気。どちらかといえば、吉野作品は動物を点景とした風景写真の趣があり、動物をダイレクトに捉えた岩合作品 に比して静かな張り詰めたような空気感があった。岩号作品は自然の中の動物を捉えた作品という印象が強く、吉野作品は 動物のいる自然の光景を捉えた作品が印象的といえばいいのだろうか。この時期に、動物写真の大御所二人の作品が比較的 近くで見られるなんて奇跡的だ。


2010年4月26日 デスクトップ

 死んだままだったデスクトップPCに先週新しいHDDを入れて復活させた。とりあえずいまのところ順調に動いている。 認識されていなかったUSB拡張ボードを取り外し、起動時にかならずどうでもいいメッセージが出ていたグラフィックボード も最新のドライバをダウンロードしたおかげで、メッセージも出てこなくなった。ドライバのおかげかどうか知らないが、 画面の色調も生まれ変わったように明るくクリアで鮮やかになった。もちろんモニター調整をした結果だが、今までと同じように 調整してもなんだかパキっとした鮮明さがある。画像のレタッチにしても、ワンセグテレビを見ながらフォトショップと DPPを同時に立ち上げて作業をしても、ノートPCの時のように反応がやたら鈍くなることもなく、それなりにさくさく動いている。 時代遅れのペンティアム4HT−2.8GHzのPCだが、現状は買い換えなくてもOKだ。このまま安定して使えれば万々歳だ。


2010年4月25日 取材撮影

 23日の夕方に急遽決まったのだが、とあるエステサロンのウェブページ用の取材に同行し、室内やスタッフなど の撮影をしてほしいとの依頼があった。建物屋内の撮影も人物撮影も初めてというわけではないが、ストロボ使用の 人物撮影は初めてになるので、念のため前夜にストロボ撮影の本をもう一度読み返してみたり、撮影カットに関する 指示書を読み返して自分でイメージトレーニングしてみたりして、やや緊張しつつ現場に出向いた。ところが、インタビュー 予定の店長さんに話が伝わっていなかったらしくて、出張で不在。お店にいたスタッフのお一人に代役でインタビューを 受けてもらい、その様子を30分ほど撮影した後、店内のエステルームを撮影してまわった。
 店内の撮影もおわりスタッフの集合写真と個別の写真撮影に取りかかろうとしたら、やはり店長抜きのスタッフ紹介 写真はまずいということになり、日を改めての撮影になってしまった。次回の撮影も話が来るのかどうかわからないが、 とりあえず撮影したカットはいい感じで撮れており、もしもう一度依頼があれば安心してのぞめそうだ。インタビュー時の 撮影は、目線や表情などいい瞬間を撮ろうと思うと、しばらくカメラを構えてファインダーを凝視したまま固まっていないと いけないので、意外にも汗をかく始末。撮影の仕事は思いのほか肉体労働だ。なお、このカットはイメージカットとして 撮影したものだが、納品用としては没にしたもの。


2010年4月24日 岩合光昭写真展

 朝から行ってきた。といっても着いたのは11時30分頃なので、ほとんどお昼だったが。初日ということで 取材陣もたくさん来ており、テレビにスチルとあっちこっちで撮影中だった。うっとうしいのはストロボばしばし で撮影するスチルカメラマン。いまどきのデジカメは高感度が使えるのだから少し遠慮してもらいたいものだ。 それはさておき、すばらしい写真展だった。展示作品はほぼ全倍以上の大型プリントで、中には3m×2mぐらいありそうな 大きなものも数点あった。動物写真をこのぐらい大きく伸ばすと、本物をみているような臨場感がある。ホッキョクグマ、 ザトウクジラ、アシグロアホウドリ、ペンギン、ライオン、チーター、ゾウ、パンダ他世界中の動物写真に加えて、 柴犬や三毛猫など身近な動物の写真もあり、さながら動物園だ。これは観に行かなければ損だと思う。

 午後からのスライドトークショーも満員で、なかなかおもしろい1時間半だった。写真は撮影したときの様子や、 被写体に関する情報などの話を聞くとさらに理解が深まるし、1枚の静止画からいろな状況が想像できて頭の中では さながら動画のようなイメージが膨らむ。今度個展をやるときは、1度ぐらい解説ツアーをやってもいいかもしれないなんて 思った。そういえば、新見美術館でも吉野信さんの写真展がはじまったらしいので、あわせて観に行くのもいいかもしれない。


2010年4月23日 価値観

 たまたま通りかかった賃貸青空駐車場に超高級車ポルシェがあった。ホロがかけてあるので、 おそらくオープンカーなのだろう。雨が多く、暑かったり寒かったりでオープンで気持ちよく走ることが できる時期などわずかしかない日本でオープンカーを買うというオーナーの価値観もさることながら、 車を青空駐車場に置かなければいけない住環境にありながら、マンションのひとつも買えるぐらいの価格の 車を購入するという経済観念も理解できない。いわゆる一点豪華主義というやつなのだろうか。


2010年4月20日 「ネコ 立ちあがる」

 24日に成羽美術館に岩合光昭写真展とスライドトークショーに行く予定だからというわけでもないのだが、 たまたま図書館で岩合氏の写真集「ネコ 立ちあがる」を見つけたので借りてきた。日本各地で撮影された猫たちの 写真集だが、猫の写真はいつみてもなんだか癒される。のら犬はなんだか悲壮感が漂うが、のら猫はどこか気ままで 自由闊達に生きているように見える。それなりに生きることは大変なんだろうが、日なたでごろごろしている姿を みると「あくせくしたってしょうがない」って言っているみたいだ。


2010年4月17日 ずっと撮りたかった写真

 昔から切れるような細い三日月の写真を撮りたいと思っていた。青い宵闇に浮かぶ下弦の三日月と 眠りに着く森のシルエット。そんなイメージの写真を撮りたいと思いつつ、なぜかいままで撮影できないで いた。三日月の写真なんていつでも撮れそうだが、めぐり合わせがよくなかったのだろう。今日、やっと その日が来た。帰宅途中に三日月を見つけて、もしかしてと思いながらもなかなか止まって撮影するのに いい場所が無く、半ばあきらめつつ車を走らせていたら、幸運にも山の稜線のすぐ上に月が見えている場所 で広い駐車スペースを発見。満月のような月になったのは誤算だったが、なんとかイメージに近い写真が 撮れた。それにしても肉眼では見えない月の表面まできれいに写っているのは予想外。デジタルカメラの 高感度特性には驚きだ。


2010年4月13日 捨て猫

 先週のことだが、玉野で仕事があったので、王子が岳とみやま公園に立ち寄ってみた。どちらの場所にも 野良猫がおり、妙に人懐こい子もいたのでおそらく捨て猫なのだろう。王子が岳の駐車場には6匹ほどが集まって 日向ぼっこしていたが、山頂レストハウス前にはキジトラの子が一匹だけ昼寝をしていた。近づいて「にゃー」と声を かけると、むくりと起き上がってすかさず「にゃー」と返事をしながら足元に擦り寄ってきた。家猫としてかわいがられて いたのだろう。ずっとついてくるのでしばらく遊んでやったが、さすがにいつまでもというわけにもいかず戻ることにした。 山頂レストハウスから離れるほうに歩き出すとさすがについてこなかったので、そこを自分のねぐらとしていたのだろう。 そういえば、新岡山港の公園でも抱きつくように擦り寄ってきてひざの上で丸くなった黒猫がいたが、家猫だった頃の 人間のぬくもりが恋しいのだろう。どういう事情があるにしても、簡単にペットを捨てていく人間の身勝手さほど 醜いものはないかもしれない。


2010年4月8日 醍醐桜満開

 7日に満開になったということだったので、早朝から撮影に出かけた。幸い予定も空いていたし、天気予報は 一日晴天なので、朝から晩まで撮影すれば2度も3度も行かなくて済む。平日ということもあって、午前6時では 駐車場も余裕の状態。しかし、午前10時ごろから渋滞が発生し、午後3時ごろになってやっと解消していた。 天気のほうは、午前7時ごろまでは曇っていたが、それ以後は青空が顔を出した。今回は、いままで撮影していない 新しい場所やアングルをいろいろと試してみた。多少なりともマンネリが打破できそうな雰囲気だ。


2010年4月5日 海と桜

 先日撮影に行った王子が岳桜園地で撮影した1コマがこれ。EF70-200F4L+EOS 40Dでの撮影 だが、等倍表示してみると驚くほどシャープな画像だった。シャッター速度は1/100秒で、275mm相当 という焦点距離に対してやや遅い。それでもすごくシャープに撮れたということは、F11という絞りと 三脚のおかげもあるだろうが、テレブラケットというブレ防止アクセサリーを使い、ミラーアップ で撮影したことがよかったのだろう。いい写真を撮るための一番重要なポイントは、やっぱりブレ防止 にあると思う。レンズ性能はそれができてはじめて生きてくる。カメラの性能なんて、そのまた後の お話だ。


2010年4月4日 桜と夕日

 昨日に引き続き朝から晴天だったので、瀬戸内海を見下ろす王子が岳桜園地に撮影に出かけた。 穏やかな春の瀬戸内にはえる桜の美しさに酔いつつ、夕方には鷲羽山近くにある夕日の名所三百山で 久しぶりに夕日を堪能した。春は曙というが、桜と夕日もなかなかだ。


2010年4月3日 桜満開

 午後から陽が差し始めたので、花見がてらカメラを持ってでかけた。車で出ようかと思ったが、 待望の好天に満開間近の状況ではどこも混んでそうなので、半田山植物園まで徒歩で行くことにした。 途中総合グラウンドを通ったら、花見の宴会があちこちで盛り上がっていた。半田山植物園まで やってきたら、案の定駐車場は満車。やってきた車は離れた臨時駐車場に回されていた。

 桜の時期に半田山植物園に来るのは始めてだ。いつも車で通りがかりに山中桜でピンクに染まって いるのを見てすごいなと思っていたが、今回ようやく桜を足元から楽しめるわけだ。正面玄関からは あまり桜は見えないが、順路をたどって登っていくと一面の桜がまぶしいくらい陽に輝いて、桜越しに 眺める岡山市の眺望も見事なものだった。休みの日だというのにそれほど混雑していないのがやや不思議 だったが、山の上まで重いビールやBBQセットなどを持ち上げるのが面倒なのと、300円とはいえ入場料 が必要なので宴会派には敬遠されるのだろう。おかげで、静かできれいで気持ちのいいお花見スポット になっているようだ。


2010年4月2日 花冷え

 桜が開花してから雨ばかりだし、気温も低い。旭川沿いを通ったら、この寒いのに土手にブルーシート で場所取りがしてあった。桜は五分咲きでそこそこ咲いているが、とてもシートの上で酒なんか飲んでいられ そうにない気温だと言うのに、どういう発想なんだろうかと首をひねるばかりだ。まあ、花が長持ちする ので、その点では花冷えも悪いことばかりではない。


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