灯台から前浦へとかえる道の途中には、水仙の花園が広がっていた。甘いような心くすぐるようななんともいえない 水仙の香りが当たり一面に漂い、ずっとそこに居たいような気にさえなる。陽だまりのぬくもりと水仙の香りに包まれると、 楽園の花園に迷い込んでしまったようだ。
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