フランクフルトで泊まろうと思ったものの、駅前はただのビジネス街だし、ほかに見るべきものもなさそうなので両替だけして ハイデルベルグに向かうことにした。ドイツ最古の大学があるハイデルベルグは、ネッカー川沿いに広がるこじんまりとした町だ。町の 中央を通るハウプト通りは、さまざまな商店が軒を連ねるにぎやかな通りだが、日本と違って電線や電柱などの目障りなものがなく、 石畳の路面が異国情緒をかもし出す。