Special Gallery 街の風景〜欧州ひとり旅〜
         
      
#56 「親善」

 お城の中はガイドつきのツアーがあるが、当時は英語のツアーの回数が少なく、ドイツ語のツアーに参加せざるを得なかった ように記憶している。このときツアーグループに一緒にいたドイツ人のおばさんが、ガイドに英語で解説しないのは彼ら(我々3人)に 不親切だというよなことを言っていたらしく、ひと悶着あった。結局、ドイツ語のツアーなのだから無理、ということで決着したらしい のだが、親切にもこのおばさんが英語に訳して解説してくれた。もっとも、その英語があまりわかっていないので、おばさんには申し訳 ないことをした。それでも、数字やら人物名やらある程度はわかったので、ボランティアのガイドをしてくれたことには大変感謝している。

 城を出たところでみんなで記念撮影し、おばさんにも写真を送るからと名前と住所を聞いてお礼を言って別れた。帰国後、僕の撮った写真 (感謝の言葉も添えたかな?)を彼女たちに送り、彼女たちからおばさんに送ってもらった。返事が来たという手紙をもらったような気も するが、あまり定かな記憶ではない。

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