モン=山、サン=聖ということで、わかりやすくいうと「聖ミシェルの山」ということだ。ミシェルはミカエルのフランス語 読みだから、大天使ミカエルのことだ。西暦708年にノルマンディの大司教オベールが聖ミカエルのお告げを3度受けて、小さな礼拝堂を 建てたのが始まりだ。草原にあるように見えるが、実際は干潟にある岩山に建っている。潮が満ちてくると周囲は海と化す。 テレビのCMでもたびたび使用されているので見たことがある人もいるだろう。 ずいぶんひどい写真だが、ネガはなぜか真っ青で強烈な周辺減光もあり、カラー調整に一苦労した。周辺減光もひどすぎて手におえず、 トリミングである程度回避している。順光で撮影しているにもかかわらず、なぜこのコマだけがこんなことになっているのかさっぱりわからない。 |