帰路はトレーニングもなく、のんびりとした船旅を楽しむことができた。もっとも、相変わらず軽い 船酔い状態が続いて、すこぶる快適とはいかなかったが。船旅の楽しみはどうしても食事になってしまい、 船酔いしながらも三食きっちり食べてしまう。しかも、それなりにいい食事が出てくるので、当然カロリー オーバーとなる。デッキを一周するジョギングコースがあったので、ジョギングをしてみたりしたが、 ほかにすることがないため、結局だらだらとした生活がカリブ海上で続けられただけだった。それでも、 空や海の色は何もかわらないように見えて、ゆっくりと変化し続けているということを再発見した旅だった。 |