#3
「路地裏の出迎え」    
2005年1月12日

隣の真鍋島と比べれば島の規模が小さく、当然平地も少ない。わずかに開けた場所に肩を寄せ合うように立ち並ぶ家々の中を、 ひっそりと分け入っていく狭い路地を歩いていくと、毛並みのよく似た猫がこちらを見守っていた。おそらく兄弟か親子なのだろう。 「見たことのない奴が来たなあ」といった感じでこちらを見ていた2匹だが、3mぐらいまで近づくとゆっくりと起き上がり 姿を消してしまった。この島もまた、猫の楽園なのかもしれない。

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